進化生物学[18C4019]

科目名
Course Title
進化生物学[18C4019]
Evolutionary Biology
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生物学科 クラス 生物学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 1

担当教員 服田 昌之
学期 後期
曜日・時限・教室
木曜 7 8 理学部2号館405室

受講条件・その他注意
特になし

授業の形態
講義

教科書・参考文献
教科書:指定無し
参考書:「進化 分子・個体・生態系」Barton, Briggs, Eisen著 メディカル・サイエンス・インターナショナル
    井出利憲「生物の多様性と進化の驚異」羊土社
    「進化の教科書 上・中・下」講談社Blue Backs

評価方法・評価割合
期末試験=50,小論文(レポート)=50

主題と目標
すべての生き物は進化の結果として現在に生きている。いかなる生命現象も、進化の視点がなければ、その真の姿を理解することはできない。この講義では、生き物を理解するうえで基盤となる進化学の基礎を身に付けつつ、将来のいかなる業種・いかなる局面においても役に立つ、問題解決力と思考力の育成を目標とする。そのために次に示す概念獲得・能力獲得を目指す。
 生き物たちの生き様と歴史
 進化の概念
 系統分岐の考え方による分類整理と論理構造
 最節約原理とトレードオフに基づく意志決定の哲学
 変遷する「種」と生き物の動的認識
 人間中心的視点の相対化、既存認識の相対化

授業計画
1.進化概観
2.生物分類 階層性と系統性
3.生命の起源 化学進化による 自己複製系=細胞 の誕生
4.真核生物の由来 細胞内共生による新規生物の誕生
5.多細胞生物の成立と系統
6.有性生殖と種分化の機構 時空間の中で変遷する「種」
7.分子進化 遺伝子の進化、タンパク質の進化、ゲノムの進化
8.遺伝的多様性と系統推定 祖先的形質の相続、最節約原理
9.生態と行動の進化1 ニッチと資源配分
10.生態と行動の進化2 性選択と血縁淘汰
11.地史と進化 絶滅と放散の歴史と原理
12.ヒトの進化
13.研究事例紹介 サンゴの進化
14.期末試験解説と実践的進化生物学
15.進化概観 再訪

時間外学習
毎週のレポートは予習を兼ねているので、しっかり取り組むこと。

学生へのメッセージ
細部より全体像の把握を、知識よりも概念の理解を、重視する。ノート筆記の時間を減らすために、適宜プリントを配付する。講義を聴くだけでは不足であり、予習復習を越えた自学を要する。
質問等はいつでも受け付ける。参考書の貸し出しも行う。
期末試験はノート・プリントの持ち込み可。