生命と環境3 多様性生物学 [21A2003]

科目名
Course Title
生命と環境3 多様性生物学 [21A2003]
Life and Environment 3: Biodiversity
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 文理融合リベラルアーツ クラス 全学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 服田 昌之
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 1 2 共通講義棟2号館102室

受講条件・その他注意
出席は取りません。講義室での授業をオンラインで受講することができます。Zoom URLはChimes(Moodle2021)に随時掲載します。動画配信の回もあります。

授業の形態
講義,一部対面授業あり

教科書・参考文献
「生物多様性と地球の未来」シルバータウン著 朝倉書店
「生物多様性概論」宮下・瀧本・鈴木・佐野 著 朝倉書店
「「新しい」生態学」高橋正征 著 ビオシティ
「森里海連環学」山下洋 著 京都大学出版会
「海の生物多様性」大森・ソーンミラー 著 築地書館

評価方法・評価割合
期末試験=60,小論文(レポート)=40

主題と目標
生物多様性とは何か、人間との関係はどのようなものか。人類の存在・存続と密接な関係にある生物多様性を、自然科学と人間活動との両面から複合的に理解することを目指す。中学の理科の知識を基盤として自然と人間活動をどこまで見通すことができるかに挑む、半分理科・半分社会科の内容。
人間活動の影響は地球の全域に及び、高度な科学技術は日常生活に浸透している。このような時代の中、科学的な考え方を基盤にして社会問題の解決に立ち向かう素養の向上を目的とする。

授業計画
生態系概観
極限生物とその利用(生物が棲息する環境と人間による利用)
生態系の成り立ち(生態系の基本的な成り立ち)
海洋生態系(陸上とは異なる海洋の生態系の成り立ち)
海洋生態系と漁業(漁業・捕鯨という生態系への人為介入の意味)
森−川−海の連環(生態系のつながり)
渚から見る自然環境と人間活動(境界線の生態系と開発)
江戸時代に学ぶリサイクルと生態系(閉鎖生態系としての地球を鎖国から考える)
物質循環とエネルギーフロー(ストックとフローの概念)
地球温暖化と生物大絶滅の時代(生物絶滅の歴史と現代の比較)
農業と生物多様性(生物多様性を確保できる農業とは)
遺伝子組換え生物と生物多様性(遺伝子組換え作物の現実)
生物の多様性と進化(生態系の時間スケールと進化の時間スケール)
ヒトという動物の多様性(ヒトを生き物として捉える)
生物多様性と環境の情報を評価する(生物多様性に関する書籍を論理的に評価する)

時間外学習
レポートは自然環境や自然と人間活動の関わりなどの分野の書籍を読んで批評するものです。

学生へのメッセージ
世の中に多数ある書籍やネット情報のうち、環境分野と生物進化分野は「トンデモ」がたくさんあります。それらを見抜く力量を身につけることを目指したいと思います。