比較文化史[22B0104]

科目名
Course Title
比較文化史[22B0104]
Comparative Cultural History
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 比較歴史学コース クラス 人文科学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 新井 由紀夫
大薮 海
神田 由築
戸川 貴行
学期 前期
曜日・時限・教室
月曜 7 8 共通講義棟1号館304室

受講条件・その他注意
特になし。授業形態の最新情報については、ムードルのコースを参照してください。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
教科書は定めない。参考図書は授業内で各担当者が、適宜提示する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
期末試験=70%,授業への参加態度=10%(コメントペーパーの提出),ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=20%

主題と目標
時をはかり、度量衡を定め、お金をかぞえる――有形・無形を問わず、こうした計測する、数えるという営みは、古代から近現代まで、世界各地でなされてきました。 では、人々はなぜ計測し、どうやって数えたのでしょうか。そして、そこにはどのような意味が隠されているのでしょうか。 この授業では「ハカる、カゾエる」をテーマに、日本史・西洋史・中国史の各教員が独自の視点からオムニバス式の講義を行います。 最終回には担当教員全員によるシンポジウムを予定しています。

授業計画
第1回
第1回をALHとします(ALH1回目)。(対面授業は4月18日からです)。
「以下の(1)、(2)のいずれかを選び、400字レポートを書いてムードルに提出してください。提出は(1)と(2)のいずれかひとつでかまいません。期限は、4月22日17時までとします。(提出方法:「提出物をアップロード・入力する」→オンラインテキスト〈学籍番号&氏名も要記入〉もしくはファイル→「変更を保存する」)
(1)「はかる」「かぞえる」と聞いて、その対象として何を思い浮かべたか、想起されることについて自由に調べてレポートを書きなさい。
(2)ムードルのコースにアップしている指定参考論文(またはその一部)からひとつを選びダウンロードして読んでレポートを書きなさい。
授業開始後に、ALHレポートに関するコメントもしくは読んでもらった本についてのポイントの解説等を授業で行いフィードバックする予定です。
第2回
4月18日(新井由紀夫)イントロダクション:時をはかるー「シンデレラ」に見るヨーロッパ的時間世界
第3回
4月25日(新井)お金をかぞえるーお金、お宝の比較文化史
第4回
5月9日(新井)西洋中世のお金をめぐる教会と商人の攻防ー商業技術と文化
第5回
5月16日(大薮海)時を支配し、ともに生活する―元号・「時」・「刻」―
第6回
5月23日(大薮)荘園経営と金融―「一倍」=2倍―
第7回
5月30日(大薮)日本中世の名数―「一院」・「両執権」・「三国司」―
第8回
6月6日(戸川貴行)天下の中心を測る――中国古代の日時計
第9回
6月13日(戸川)モノを測る――中国古代の尺度その1
第10回
6月20日(戸川)音程を測る――中国古代の尺度その2
第11回
6月27日(神田由築)続・時を支配するー日本近世の「時の鐘」
第12回
7月4日(神田)信用を担保するー近世商人の「はかる」
第13回
7月11日(神田)舞台感覚を司るー人間工学と近世芸能
第14回
第14回をALHとします(ALH2回目)。 「シンポジウムのテーマについて、またシンポジウムで個別もしくは全員の教員に聞いてみたい質問について、7月12日17時までにムードルに提出すること。」提出してもらったテーマ・質問について、シンポジウムでフィードバックします。
第15回
7月25日 シンポジウム

時間外学習
各回のレジュメに参考文献等を載せておくので、授業後にその内容を復習し、理解を深めるために実際に手に取って読み進め、知見を広げること。また、各回の授業内容を比較検討し、自分なりの考えをまとめてみよう。

学生へのメッセージ
親しみやすいテーマを切り口に、歴史学について興味を持ってもらいたいと考えて始めた、オムニバス形式の入門的な授業です。予備知識は必要ありません。授業の最後には、担当した教員全員参加による、恒例の(なにがとびだすかわからない)シンポジウムを行います。後期の比較社会史と合わせて受講することで、比較歴史学コース所属の教員の専門分野、また語り口やひととなりを一通りうかがい知ることができるはずです。比較歴史学を主ないし副プログラムにしようと考えている人には是非受講をお勧めします。授業を聞いて、たくさん疑問を抱いてください。学問は疑問を抱くところから出発します。教員への質問も大いに歓迎します。 なお、授業実施形態については今後の状況により変更になる可能性があります。

学生の問い合わせ先
arai.yukio@ocha.ac.jp まで。オフィスアワーは、原則として金曜日の昼休み時間です。事前にメールをください。