西洋美術史AU[22B0201]

科目名
Course Title
西洋美術史AU[22B0201]
History of European Art AU
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 哲学・倫理学・美術史コース クラス 哲学・倫理学・美術史コース
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 24

担当教員 青野 純子
学期 前期
曜日・時限・教室
月曜 7 8 共通講義棟1号館302室

受講条件・その他注意
授業に関する注意事項は「学生へのメッセージ」を参照のこと。

授業の形態
講義

教科書・参考文献
教科書としての指定はないが、参考文献として参照のこと。
参考文献:
高橋達史ほか編『世界美術大全集 西洋編17 バロック2』、小学館、1995年。
アン・デュマ、ベンノ・テンペル、ハンス・ヤンセン、古谷可由監修・執筆『近代自然主義絵画の成立 オランダ・ハーグ展』展覧会図録、山梨県立美術館他、2013年。
小林ョ子、今井澄子、望月典子、青野純子『VS フェルメールー美の対決:フェルメールと西洋美術の巨匠』、八坂書、2018年。
小林ョ子『フェルメールとそのライバルたち:絵画市場と画家の戦略』、Kadokawa、2021年。
Ronald de Leeuw, John Sillevis and Charles Dumas (red.), The Hague School: Dutch Masters of the 19th Century, London1983.
Junko Aono, Confronting the Golden Age: Imitation and Innovation in Dutch Genre Painting 1680-1750, Amsterdam University Press, Amsterdam 2015.
Jenny Reynaerts, Mirror of Reality: Nineteenth-century Painting in the Netherlands, Yale University Press, New Haven/London 2020.
その他、授業中に指示する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=期末課題、その他の執筆課題 60%程度,授業への参加態度=授業中の課題、リフレクション・ペーパー 40%程度(下記「学生へのメッセージ」の注意事項参照)

主題と目標
18~19世紀ヨーロッパにおける17世紀オランダ絵画の受容をテーマに、時代と地域を超えた絵画伝統の継承と革新、新たな価値の創造について考察する。
窓辺で手紙を読む女、農民の集う酒場、風車のある風景、机の上の銀食器―17世紀オランダは、他のヨーロッパ諸国に先駆け、市民の日常世界を題材とした絵画を生み出したことで知られる。こうしたオランダ絵画は、18世紀に拡大したヨーロッパの美術市場を通して、オランダ国内そして国外において芸術愛好家たちに熱心に蒐集され、一方では画家たちの重要なインスピレーション源ともなった。本講義では、まず17世紀オランダ風俗画を継承・革新した18世紀前半のオランダ画家、次に、18世紀ヨーロッパにおいて17世紀オランダ絵画を蒐集したコレクター、そして19世紀オランダのハーグ派とフランスのバルビゾン派の画家たちに焦点を当て、オランダ絵画が後世においてどのように受容されたのかを考察する。

授業計画
第1回 イントロダクション
第2回 18世紀オランダ風俗画(1)
第3回 18世紀オランダ風俗画(2)
第4回 18世紀オランダ風俗画(3)
第5回 18世紀美術市場と17世紀絵画の受容(1)
第6回 18世紀美術市場と17世紀絵画の受容(2)
第7回 ALH:展覧会見学またはオンラインでの美術館訪問等(一部変更の可能性あり)
第8回 18世紀美術市場と17世紀絵画の受容(3)
第9回 19世紀ヨーロッパにおける17世紀オランダ絵画受容(1)
第10回 ALH:第7回のALHで学んだことについてのレポート作成(一部変更の可能性あり)
第11回 絵画の比較:期末課題について
第13回 19世紀ヨーロッパにおける17世紀オランダ絵画受容(2)
第14回 19世紀ヨーロッパにおける17世紀オランダ絵画受容(3)
第15回 まとめ
※進捗状況によって各回の講義内容が前後したり、変更される可能性もある

時間外学習
17世紀〜18世紀のヨーロッパの歴史について概観して、歴史的な背景を理解しておく。
授業中にパワーポイントで見せた絵画作品については適宜、書籍やネット検索で調べるなどして、復習に役立てる。授業のリフレクション・ペーパーを授業後に執筆し(翌週の授業までに)提出する。

学生へのメッセージ
毎回の授業の後にはリフレクション・ペーパーの提出を必須とし、また授業中に質問や課題を出すこともあるため、積極的な参加が求められます。授業への参加態度、授業内容の理解度はこうした提出物から判断するため、毎回必ず提出してください。
*注意*
- 授業に関する知らせはmoodleを通じて行うため、moodleを常にチェックすること。
- 図像のコピーライトの関係で、授業に使用した作品図版を配布できませんが、図版リストは事前にmoodleにアップロードします。授業中にノートをしっかりと取り、ネット等で調べられるようにしておくこと。
- 授業の進度等によって授業計画を調整・変更する可能性があります。

学生の問い合わせ先
授業中に提示予定。