哲学概論T[22B0493]

科目名
Course Title
哲学概論T[22B0493]
Introduction to PhilosophyT
科目区分・科目種 哲学・倫理学・美術史コース クラス 哲学・倫理学・美術史コース
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 中野 裕考
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 7 8 共通講義棟1号館302室

授業の形態
講義

教科書・参考文献
教科書は無し。適宜プリントを配ります。
参考文献は授業の中で紹介します。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート),授業への参加態度=毎回、各自の探求のための問いを立ててもらいます。,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=レポート作成に使う原典の選定に充ててもらいます

主題と目標
哲学を学ぶ際に、哲学史を学ぶことは不可欠だと考えられています。
けれども実際の哲学史は、哲学を学ぶ研究者たちの研究成果の集積からなるものなので、研究の蓄積や潮流によって哲学史もまたたえず更新されています。
この講義では、哲学史の大まかな流れがどのように描きかえられつつあるのか、近年の更新状況を踏まえて紹介してみたいと思います。哲学概論Iでは、古代から中世にかけての西洋哲学史から、幾人かの哲学者、哲学的議論を紹介します。

授業計画
第1回
イントロダクション
第2回
ソクラテス以前
第3回
ソクラテス以前
第4回
ソクラテス
第5回
プラトン
第6回
アリストテレス1
第7回
アリストテレス2
第8回
アリストテレス3
第9回
アリストテレス4
第10回
中世哲学へのイントロダクション
第11回
アウグスティヌス
第12回
三位一体
第13回
スコラ哲学(存在のアナロギア)
第14回
学生各自による資料読み込み、報告作成
第15回
学生各自による資料読み込み、報告作成

時間外学習
授業内容を覚えるよう努力するのではなく、授業を聞いて興味をもった古典を一冊でも多く手に取って読み、そこに何が書かれているか自分で考えることに努めてください。

学生へのメッセージ
紹介する哲学者の著作をできるだけ自分で手に取って読んでみましょう。
はじめは分からなくても、根気強く分からないものに向き合うことは5年後、10年後の自分が豊かになるための肥やしになります。