日本語文章表現論[22B0523]

科目名
Course Title
日本語文章表現論[22B0523]
Theory of Japanese Written Language Expression
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 日本語・日本文学コース クラス 日本語・日本文学コース
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 茗荷 円
学期 前期
曜日・時限・教室
月曜 3 4 共通講義棟1号館203室

受講条件・その他注意
特になし。授業の進捗状況により、内容が前後・一部変更する場合がある。

授業の形態
講義

教科書・参考文献
授業中に資料を配布する。参考文献は授業中に紹介する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=60%,授業への参加態度=10%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=30%

主題と目標
主題と目標(70字以上)
現在私たちが使用している「書きことば」は、どのようにして成ったのか。本講義では、明治期〜大正期の言文一致運動の流れを中心に、どのような過程を経て洗練された口語文体が形成されたのか、文学系統・実用文系統の2方向から見てゆく。前半ではおもに小説や散文、後半では書簡文の文体や表現を中心に、様々な資料を読みながら近代の書きことばに触れ、現代との繋がりを考える。

授業計画
第1回ガイダンス、アンケートなど
第2回言文一致運動第1期〜第2期<発生・第一自覚期>
第3回言文一致運動第3期〜第4期<停滞・第二自覚期>
第4回言文一致運動第5期〜第6期<確立・成長、完成期>
第5回言文一致運動まとめ、振り返りなど
ALH:言文一致運動の理解を深めるための作品講読・分析。詳細は第5回授業中に説明する。
第6回書簡文概要
第7回女性書簡文の在り方と文体の変遷
第8回女性の書簡用語・表現の特徴と変遷@
第9回女性の書簡用語・表現の特徴と変遷A
第10回候文体から口語文体へ―口語化の契機と成熟過程の口語文体―
第11回特徴的な書簡文体@明治後期〜大正期の「女学生」の文体
ALH:書簡文体(候文体と口語文体)への興味・関心が深まる簡単な小課題。詳細は第11回授業中に説明する。
第12回特徴的な書簡文体A「大正浪漫」溢れる文体
第13回色々な書簡文を読む―対人関係別、境遇別等に見る書き分け―

時間外学習
授業中に取り挙げた様々な種類の言文一致体の作品を読み、理解を深める。授業中に紹介した参考文献を授業後に読んでおく。

学生へのメッセージ
現在何気なく使っている書きことばの源流を一緒に探って行きましょう。様々な試行錯誤があり、現代の書きことばがあるのだと、現代との繋がりを考えるきっかけになれば嬉しいです。後半の書簡文は、おもに女性の書き手によるものを扱います。資料を読むことで、文体や表現の他に近代の女性の価値観、当時の文化や流行なども知ることが出来、思わぬ発見がありますよ。

学生の問い合わせ先
大学のメールアドレス(Moodleでお伝えします)