中国現代文学史[22B0577]

科目名
Course Title
中国現代文学史[22B0577]
History of Modern Chinese Literature
科目区分・科目種 中国語圏言語文化コース クラス 言語文化学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 橋本 陽介
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 9 10 共通講義棟1号館303室

受講条件・その他注意
対面かオンラインかは感染状況および学校の方針に従う。ただし、基本的には全面対面か全面オンラインとし、対面授業時には基本的にハイブリッドの授業は行わない。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
授業でプリントを配布する

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
期末試験=50%,小論文(レポート)=30%,授業への参加態度=20%

主題と目標
本講義では、20世紀の中国文学について、その変遷を学習し、全体像をつかむことを目標とする。文学は社会や政治から切り離すことはできないが、中国現代文学は特に社会的・政治的な動きとも連動している。このため、現代史の流れとも連動させつつ学んでいく。また、20世紀の文学は世界的な流れの中で出来上がっているものでもある。日本文学やその他外国の同時代文学も参照にしつつ、明らかにしていく。
授業中にも作品を読むことがあるが、邦訳されているものも多いので、適宜読むべき作品・研究書を提示する。

授業計画
第1回
導入
・授業全体の目標の提示
 「中国現代文学」とは何か
第2回
現代文学前夜―清末小説とその文章
・翻訳小説
・梁啓超
・「官場現形記」「老残遊記」「二十年目賭之怪現状」
第3回
五四運動から「現代文学」へ
・胡適の「文学改良芻議」と魯迅「狂人日記」
・雑誌『新青年』と「新文学」
第4回
1920年代の文学(1)
・文学研究会と創造社
・新詩と話劇の誕生
・左連の誕生まで
・代表的作家と作品
第5回
1920年代の文学(1)
・文学研究会と創造社
・新詩と話劇の誕生
・左連の誕生まで
・代表的作家と作品
・雑誌『新月』と徐志摩、沈従文
・丁玲と女性文学
第6回
1930年代の文学(1)
・30年代の時代と状況
・茅盾、巴金、老舎
第7回
1930年代の文学(2)
・モダニズムと都市の文学
・外国文学とその影響関係
・東北作家、林語堂
第8回
1940年代の文学
・「淪陥区」
・文芸講話と延安
・趙樹理
・張愛玲と女性文学
第9回
1950年代の文学
・武訓伝批判と胡風批判
・百花斉放と反右派闘争
第10回
1960年代から70年代
・文化大革命と模範劇
第11回
新時期中国文学と80年代(1)
・傷痕文学から80年代文学へ
・外国文学「現代派」と新しい文学の創造
第12回
新時期中国文学と80年代(2)
・外国文学「現代派」と新しい文学の創造(続)
・代表的作家、作品
第13回
90年代以降の文学と作家
・代表的作家と作品
第14回
中国映画小史
・中国映画の歩み
・映画リストの紹介
第15回
ALHとしては、作品を読んだり見たりして、その作品について発表してもらうこととする。

時間外学習
文学史なので、作家・作品が多く登場します。それらをできるだけ読んでみましょう。

学生へのメッセージ
現代中国の歩みと文学作品の全体像がわかるようにします。その他地域の文学とも合わせ、二〇世紀以降における中国の文学作品への導入を行いたいと思います。文学に興味を持つ学生の履修を期待します。