日中対照言語学[22B0597]

科目名
Course Title
日中対照言語学[22B0597]
Comparative Studies in Chinese and Japanese
授業言語
Language
Japanese,Chinese
科目区分・科目種 中国語圏言語文化コース クラス 中国語圏言語文化コース
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 24

担当教員 伊藤 さとみ
学期 後期
曜日・時限・教室
金曜 1 2 アカプロ棟2階201室

受講条件・その他注意
中国語初級を履修済みであるか、同等以上の力を持つこと。

授業の形態
講義,演習,対面授業のみ

教科書・参考文献
授業中に配布するプリント、指定する対訳本、各自が検索ツールを使って収集した論文

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=45,発表=45,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=10

主題と目標
主題は中国語の文法学。現代中国語のさまざまな文法現象をどのように説明するのか、そのメカニズムを形式言語学的方法によって理解し、なぜさまざまな言い方が生じるのかを、学問的根拠に基づいて考察することが目標である。同時に、知識を吸収するのではなく、自ら学問的知識を生産するためのさまざまな方法論についての初歩を身につけてほしい。講義は原則として二つの部分からなる。前半は、一人ひとりの学生が中国語の文とそれに対応する日本語の文を比較し、中国語に特有な文法現象を収集・報告し、質疑。後半は、論文検索の方法を学び、前半で取り上げた文法現象に関する著書や論文を検索して、その現象について理解を深め、議論する。

授業計画
第1回 中国語例文の収集方法についての解説
第2回 論文の書き方についての解説について、及び、各自が興味を持つ文法現象について、第一次報告
第3回 コーパスを使った例文収集と整理について 及び、コーパス検索実習
第4回 対面授業:各自が興味を持つ文法現象について、報告しあい、コメントし合う
第5回〜7回 日本語⇔中国語の対訳のある文献から、各自が興味を持つ文法現象について例を集め、考察したものを発表(ALH一回を含む)
第8回 対面授業:全員の発表を総括し、お互いにコメントを述べ、ディスカッションする
第9回 研究書籍、研究論文検索の方法についての解説
第10回〜12回 各自興味を持った文法現象についての書籍、論文を選び、発表(ALH一回を含む)
第13回 レポートについての個人面談
第14回 提出されたレポートについてのコメント

時間外学習
前半では、中国語と日本語の対照ができる資料を紹介しますので、発表前に例文を集め、整理して問題点を指摘できるように準備しておくこと。後半では、検索した論文の内容をプレゼンテーションできるように準備しておくこと。さらに、読んだ論文の内容に対し、自分の集めた例文による検証を行ってレポートを提出すること。

学生へのメッセージ
最終目標は、知識を豊富に蓄えた学生になることではなく、自ら知識を生産することのできる学生になることである。そのために、中国語と日本語の表面的な違いのみを取り上げるのではなく、なぜそのような違いが生じるのか、方法論を常に意識し、知識の妥当性を批判的に評価する姿勢を持ってほしい。

学生の問い合わせ先
ito.satomi@ocha.ac.jp