応用仏語学演習U[22B0862]

科目名
Course Title
応用仏語学演習U[22B0862]
Applied French Linguistics U
授業言語
Language
Japanese,French
科目区分・科目種 仏語圏言語文化コース クラス 仏語圏言語文化コース
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 34

担当教員 ベルアド クリス
学期 後期
曜日・時限・教室
金曜 3 4 共3-209【5講】

授業の形態
演習,対面授業のみ

教科書・参考文献
授業中に資料を配布する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=60%,その他=平常点(出席、宿題、ALH)40%

主題と目標
この授業はフランス語圏文学講読の授業です。フランス語はフランス本国だけではなく、様々な国において現在も公用語・共通語として使われています。これらの国においては、フランス語で書かれた文学も誕生し、それらは「フランス語圏文学」(littérature francophone)と呼ばれています。この授業では、フランス文学に加えて、そうしたフランス語圏文学の様々な作品を読みます。フランス語の読解能力を高め、フランス語圏諸国の歴史、文化と文学について知識を身につけることを目指します。
なお、2021年度とは内容が異なりますので、既受講者の再受講も歓迎します。

授業計画
1つの作品につき、3〜4回分の授業時間を使います。フランスの高校と大学で学ぶ分析方法を用いて、まずは語彙という小さな単位から分析を始め(1回目)、次は描写の注目すべき点を分析し(2〜3回目)、最後は作家の意図を探ります(3回目あるいは4回目)。
フランス語圏の多様性に触れるために、フランスに加えて、カナダ(ケベック)やスイスの作品を扱う予定です。

後期のテーマは「異なる視点」で、フランス語圏の文学作品を扱います。カナダ(ケベック)のJacques Poulin(1937-)とRéjean Ducharme(1941-2017)、スイスのNicolas Bouvier(1929-1998)、レバノンのAmin Maalouf(1949-)の文学作品を扱う予定です。

ALH:授業で紹介した作品に関連する映像作品(映画あるいはテレビドラマ)の一部を見て、内容についてレポートを書きます。

時間外学習
予習(次回のテキストを読む)、(授業で取り上げたテーマに関する課題)、復習

学生へのメッセージ
1) 外国語学習は学生が主役です。授業中の作業にも、予習と宿題にも積極的に取り組めば、必ず上達します。
2) ミスを恐れず、フランス語で様々なことを表現してみてください。
3) 遠慮せず、教員に様々な質問をしてください。