ヨーロッパ言語文化論U[22B0932]

科目名
Course Title
ヨーロッパ言語文化論U[22B0932]
Studies in European Languages and Culture U
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 仏語圏言語文化コース クラス 言語文化学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 山本 潤
学期 前期
曜日・時限・教室
水曜 3 4 共通講義棟1号館302室

授業の形態
講義,全面オンライン

教科書・参考文献
各回レジュメを配布する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=60%,その他=40パーセント(リアクションペーパー)

主題と目標
この講義では、ドイツ文学史上初めての隆盛期とされる12世紀後半から13世紀半ばを中心に、近代以前のドイツ語による文芸を通時的に概観し、主要な作品および作品間の関係を考察します。それを通し、中世という時代に文芸が有していた社会的役割や作品創作の背景、独自の文芸上の主題や技法などを学びます。また、近現代文芸との比較から文芸の多様性を理解し、文芸に関する新たな視座の獲得を目指します。

授業計画
第1回
中世ドイツ文学概説
第2回
中世文学の背景:社会・宗教・メディア
第3回
古代もの:ハインリヒ・フォン・フェルデケ『エネアス物語』
第4回
フランスもの:プファッフェ・コンラート『ローラントの歌』
第5回
アーサー王伝説の起源と発展
第6回
アーサー王もの@:ハルトマン・フォン・アウエ『エーレク』『イーヴェイン』
第7回
アーサー王ものA:ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『パルチヴァール』
第8回
中世恋愛物語:ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク『トリスタンとイゾルデ』
第9回
ドイツ英雄物語@:『ヒルデブラントの歌』
第10回
ドイツ英雄物語A:『ニーベルンゲンの歌』
第11回
恋愛抒情詩「ミンネザング」
第12回
現代における中世@:文学
第13回
現代における中世A:映画、サブカルチャー
第14回
ALH:関心を持った作品および文献の精読
第15回
ALH:レポート執筆

時間外学習
講義内で紹介するドイツ中世の文学作品の翻訳や、ヨーロッパ中世の文化に関する文献を読み、講義に関する理解を深めてもらえればと思います。

学生へのメッセージ
近代以降とは全く異なる、しかし現在に至るまで西洋文化の大きな礎の一つとなってきた中世文学の世界を紹介します。この講義が皆さんにとって文学とは何かを考えるきっかけになればと思っています。