人間科学論[22B1001]

科目名
Course Title
人間科学論[22B1001]
Human and Social Sciences
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 教育科学コース クラス 人間社会科学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 大多和 直樹
齊藤 彩
学期 後期
曜日・時限・教室
金曜 7 8 共通講義棟2号館102室

受講条件・その他注意
社会調査士資格標準カリキュラムAに対応。
授業形態は講義。ただし、ワークシートによる学習を含みます。
実施方法は、新型コロナウイルスの感染状況をみて、第一回で決定する(ただし、学期中も状況により変更の可能性もある)。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
(1)耳塚寛明・中西啓喜 2021『教育を読み解くデータサイエンス:データ収集と分析の論理 ミネルヴァ書房
(2)高根正昭 1979 『創造の方法学』 講談社
(3)今田高俊編 2000 『リアリティの捉え方』 有斐閣
(4)岸政彦・石岡丈昇・丸山里美 2016『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』 有斐閣

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=80%(数回の練習問題解答の提出),授業への参加態度=20%(授業時に、質問を行い、また発言を求めます)

主題と目標
本講義では、様々な社会調査データの事例や、調査を行う前提にある社会科学的な考え方の紹介を中心に、社会調査と言われる営みの全体像について解説する(具体的には、「社会調査の目的と意義」、「社会調査史」、「調査倫理」、「実際の調査例」、「量的調査」、「質的調査」などの基本的事項)。受講者が、社会調査士として実際に調査を行っていく際の作法や手順を身につけること、ならびに社会に溢れる調査データを読みこなせるリテラシーを身に付けることを目的とする。
講義の前半では、社会調査の意義や歴史について学んだ後、調査の前段階としての既存情報・調査の利用の仕方などについて学ぶ。後半では、問いの立て方などの社会科学的な考え方を学んだ上で、問いを実証していく/洗練させていくための様々な調査方法について解説する。
※社会調査士の認定科目の一つです。

授業計画
1 ガイダンス 社会調査の目的と意義
  社会学の研究方法 社会調査とは 社会調査の目的と意義
  授業の進め方 評価 社会調査士(認定科目)について
2 社会調査史
  社会学の方法論 社会調査の歴史的発展
3 科学的説明とはなにか
  実験的方法
4 科学的説明とはなにか
  数量的研究方法
5 科学的説明とはなにか
  質的比較例証法 参与観察法
6 理論と調査
  理論と経験的研究
7 社会調査の諸類型
  意味解釈法 統計帰納法 数理演繹法
8 統計帰納法
  サンプリング サンプリング誤差 推測統計学
  エラボレーション 
9 統計帰納法
  多変量解析 クロス表 重回帰分析 パス解析 因子分析
10 意味解釈法
   モノグラフ 厚みのある記述
11 意味解釈法
   ドキュメント解析
12 数理演繹法
   数理モデル
13 数理演繹法
   シミュレーション
14 社会調査の実例を読む
   公的統計 世論調査 マーケティングリサーチ 視聴率調査
15 社会調査と研究者の倫理
   生活世界を覗き見る なぜ覗き見ることが許されるのか

時間外学習
あらかじめ指定された文献等を読んで講義に臨むことが要求される場合がある

学生へのメッセージ
研究方法の基礎となる方法論について幅広く学ぶ講義です。自分の課題を明らかにするためには、どのような方法論の選択肢があるのかを理解し、どのような方法論が適切なのかを判断する力を習得してください。課題には積極的な態度で履修してください。