教育課程特殊講義[22B1062]

科目名
Course Title
教育課程特殊講義[22B1062]
Advanced Lectures in Educational Curriculum Planning
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 教育科学コース クラス 教育科学コース
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 渡邉 哲男
学期 前期
曜日・時限・教室
月曜 3 4 共3-104【2講】

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
教科書は指定しない。参考文献は授業中に適宜提示する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=60%,授業への参加態度=20%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=20%

主題と目標
本授業では、日本の教育課程が自明視してきたもの、見落としてきたもの、あるいは意図的に視野の外に置いてきたとおぼしきものを考察することで、「教育課程」が抱える問題を浮き彫りにすることを主題とする。今年度は、前半で「障がい」、「生きることと死ぬこと」をめぐる問題に注目し、中盤以降は、「周辺教科」とされてきた教科の可能性を検討し、国語や算数を中心(時間数が多い)とした日本の教育課程の問題を明らかにしたい。そして、上記で抽出した問題をいかように打開するか、受講者それぞれが見出せるようになることを本授業の目標とする。

授業計画
第1回
オリエンテーション
第2回
カリキュラムと障がいをめぐる問題(1)あるアニメ映画(マンガ)から
第3回
カリキュラムと障がいをめぐる問題(2)「インクルーシブ」とは何か?
第4回
日本のカリキュラムが遠ざけてきた「生きること」と「死ぬこと」(1)ブタのPちゃん問題
第5回
〈ALH〉日本のカリキュラムが遠ざけてきた「生きること」と「死ぬこと」(2):「いのちを大切に」「生き物を殺すな」と言っておきながら人は食べないと生きていけないではないか、という問いにどう応答するか?
第6回
日本のカリキュラムが遠ざけてきた「生きること」と「死ぬこと」(3):「死ぬ」場面ばかり考えるのではなく「生まれる」場面への視座の転換を
第7回
日本のカリキュラムが遠ざけてきた「生きること」と「死ぬこと」(4):生活科で何が出来るか?
第8回
「中心教科」を考える(1):近代教育思想から
第9回
「中心教科」を考える(2):家庭科の逆襲――料理をつくるのは誰か
第10回
「中心教科」を考える(3):家庭科の逆襲――ジェンダー規範をめぐって
第11回
〈ALH〉「中心教科」を考える(4):家庭科の逆襲――「家庭科」の名称変更作戦
第12回
「中心教科」を考える(5):生活科の逆襲――生活科こそ、教科の中心?
第13回
「中心教科」を考える(6):図工科、美術科の逆襲――「アート的思考」をめぐって
第14回
「中心教科」を考える(7):音楽科の逆襲:大友良英の思想と行動から
第15回
授業のまとめ

時間外学習
事前に配布した資料を次週の授業までに読了するよう(あるいは、その資料に関する自分の考えをまとめておくよう)指示することがある。1時間半から2時間を要するものとなる予定。また、授業後毎回Googleフォームに入力するかたちでリアクションペーパーを提出していただく。授業翌日の23:59を期限とする予定だが、一定の時間を取って授業で学んだことを振り返る時間が必要になる。

学生へのメッセージ
資料の配付方法などの詳細は初回の授業で説明する。基本的に初回の授業を欠席しないこと。やむを得ず欠席する場合は、他の学生に初回授業の注意事項を聞いておくこと。