モダンダンス・テクニック(初級)[22B1513]
科目名 Course Title |
モダンダンス・テクニック(初級)[22B1513] Modern Dance Technique 1 |
授業言語 Language |
Japanese
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科目区分・科目種 |
舞踊教育学コース |
クラス |
舞踊教育学コース |
カラーコード |
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キャリアデザイン |
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単位数 |
1.0単位 |
履修年次 |
1年
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担当教員 |
福本 まあや |
学期 |
前期 |
曜日・時限・教室 |
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受講条件・その他注意 |
〇服装…骨格の動きが確認できる身体にフィットした動きやすい服装(Tシャツにレギンスなど)とソックス(バレエシューズやタイツは不可)に着替えて受講すること。長髪はゴムなどでまとめ、整髪料は床が滑りやすくなるので使用しないこと。 〇持参品など…授業時の温度調整や水分補給ができるように上着、タオル、携帯用ポットなどを持参すること。自己分析のために動きを動画記録をすることがあるので携帯用カメラ(スマホなど)を用意しておくこと。 〇実技授業の特性上、終了時間を延長する場合がある。 〇舞踊教育学コース以外の学生の履修は認められない。
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教科書・参考文献 |
授業時に参考映像や文献を紹介する。
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評価方法・評価割合 |
発表=創作ソロ作品10%,その他=実技試験30%,授業への参加態度=50%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=10%
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主題と目標 |
本授業では、古典バレエに対して新しい舞踊表現という広い意味でのモダンダンスの技術を学びます。具体的には、自らの身体に対する気づき、骨格のアライメントの理解に基づく動き方を学んでゆきます。毎回の授業では基本的に、導入(心と身体の準備を整える)、基本技術、短い振付の実技学習及び振り返りの活動を行います。様々な動きのクオリティ、動きの先行部位、動きの意図を明確に実演できる技術を習得することを目標とします。
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授業計画 |
第1回 |
ガイダンス/モダンダンスのテクニックについて
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第2回 |
床に委ねることと押すこと1:重さ、床との接触面への気づきを高める
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第3回 |
床に委ねることと押すこと1:重さ、床との接触面への気づきを高める
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第4回 |
コントラクション、リリース、スパイラルの動き1:骨格アライメントへの気づきを高める
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第5回 |
コントラクション、リリース、スパイラルの動き2: 骨格アライメントへの気づきを高める
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第6回 |
リーチング1: 動きの先行部位と内的なエネルギーの通り道への気づきを高める
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第7回 |
リーチング2: 動きの先行部位と内的なエネルギーの通り道への気づきを高める
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第8回 |
スウィング1:加速と減速、サスペンションを含む動きを探求する
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第9回 |
スウィング2:加速と減速、サスペンションを含む動きを探求する
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第10回 |
空間や他者との関係性の中で動きを展開する
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第11回 |
フレーズと呼吸の関係を磨く/実技試験
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第12回 |
実技試験記録の画像分析とセルフレポート/短いフレーズの創作(ALH)
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第13回 |
実技試験評価(映像記録を用いた個別フィードバック)1/短いフレーズの発表と共有
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第14回 |
実技試験評価(映像記録を用いた個別フィードバック)2/群の表現の探求
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第15回 |
ソロ作品創作と発表/まとめ
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時間外学習 |
課題の明確化や新たに形成された感覚の洗練のために、授業時の振り返りを行い言葉にしてセルフレポ―トとしてまとめる作業を各自で行います。授業時に紹介したフレーズやエクササイズの自主練習を各自で行います。良い動きのイメージをしっかりともつために、優れた舞踊家の舞台や作品映像記録を日ごろから見るように心がけましょう。
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学生へのメッセージ |
実技の練習の成果が形となるには時間がかかりますが、一方で無駄な練習にならないように、毎回自らの課題を定めて集中し、知覚の焦点を明確にして練習をすることが大切です。動きを外側から、そして内側から観察し、力の流れや骨格のレベルでの動きの理解を深めてゆくようにしましょう。
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学生の問い合わせ先 |
福本研究室は文教育2号館201室。前期オフィスアワー火・木12−13時(事前にメールでアポイント)
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