舞踊創作法実習(舞踊構成法)[22B1518]

科目名
Course Title
舞踊創作法実習(舞踊構成法)[22B1518]
Creative Dance(Structure and Composition)
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 舞踊教育学コース クラス 舞踊教育学コース
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 1.0単位 履修年次 2

担当教員 福本 まあや
学期 後期
曜日・時限・教室
金曜 5 6 体育館1F

受講条件・その他注意
単位取得には4月定期公演における群舞作品の創作と上演が必要となります。
本授業は舞踊教育学コース学生を対象とするもので、他コースの学生は履修できません。

授業の形態
実習・実技,対面授業のみ

教科書・参考文献
参考映像や資料を授業時に紹介します。
参考書:ジャクリーンM.スミス著『ダンス創作テクニック』大修館書店、ハウザー&ライシ著『演出についての覚書』フィルムアート社、天児牛大『重力との対話』岩波書店、ヨッヘン・シュミット著『ピナ・バウシュ怖がらずに踊ってごらん』フィルムアート社、シンシア・J.ノヴァック著『コンタクト・インプロヴィゼーション 交感する身体』フィルムアート社、三上賀代著『器としての身體』春風社

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
実習成果=小作品の発表20%,発表=定期公演の群舞作品の発表30%,授業への参加態度=40%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=10%

主題と目標
作品の主題とコンセプト、動き、時間構成、空間構成が生み出す基本的な表現特性を理解したうえで、実験的作品の創作と群舞作品の創作と上演を通して、舞踊の表現可能性について理解を深める。

授業計画
第1回
ガイダンス:作品という生き物をどう創り出すか
第2回
動きが意味を伝えることの意味について理解を深める
第3回
動きを創り出す様々な方法1:動きのモチーフで語ることとその他の要素で語ること
第4回
動きを創り出す様々な方法2:状況設定と動きのパターンを伝え探求する方法
第5回
動きを創り出す様々な方法3:スコアを伝え探求する方法
第6回
時間構成についての理解を深める:反復、発展、転換、移行
第7回
空間構成についての理解を深める:方向性、経路、群隊形
第8回
視覚要素(衣装、装置、道具)の探求
第9回
小作品の創作実践
第10回
小作品の中間発表とディスカッション
第11回
小作品の発表と記録
第12回
小作品の記録に基づくディスカッション/定期公演にむけて
第13回
群舞のためのフレーズづくりと空間構成の探求1(ALH)
第14回
定期公演作品の中間発表
第15回
群舞のためのフレーズづくりと空間構成の探求2(ALH)

時間外学習
通常の授業時間外にリハーサルや研修、衣装縫製や装置制作を行うことになります。また小作品の創作のためには各自の思索、調査、探求、計画、試行、記録映像による振り返りと修正が必要となります。

学生へのメッセージ
舞踊創作の種はダンス室の外にあります。日々の生活の中で自らの舞踊の種を探す努力をつづけてください。また授業時の即興や創作実技では、先入観に捉われずに美的、技術的、概念的、演出的な冒険を試みてください。受講者にはこうした互いの冒険、独創的な表現を受け入れる柔軟でポジティブな態度と、作品の完成度を高めるための綿密な計画とコミュニケーション力、実行力を期待しています。

学生の問い合わせ先
メールで事前に連絡をとり研究室またはZOOM上で。