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イスラム社会文化論U
[22B2014]
科目名
Course Title
イスラム社会文化論U
[22B2014]
Islamic Society and Culture 2
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
グローバル文化学環
クラス
グローバル文化学環
カラーコード
キャリアデザイン
単位数
2.0
単位
履修年次
3
〜
4
年
担当教員
阿部 尚史
学期
前期
曜日・時限・教室
木曜
5
〜
6
限
@文教育学部1号館611室
A旧RI実験棟1F第1実験室
受講条件・その他注意
イスラム社会文化論Iを履修していることが望ましい。西アジア史料演習I(比較歴史学コース)の科目でも履修できる。西アジアの歴史研究に興味を持つ学生と、現代の中東やイスラームに関心をもつ学生が机を並べて議論することによる「化学反応」を期待します。
授業の形態
演習,対面授業のみ
教科書・参考文献
授業中に適宜指示します。
ALH区分
ALHとして実施
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=期末の課題,発表=講読の報告と研究報告
主題と目標
イスラーム、中東を中心にして、研究の作法を学ぶことが中心だが、広い意味での「宗教と社会、政治」なども含めて、隣接地域や隣接学問分野にも留意して進めていきたい。現代的な問題関心から歴史的な経緯との関係をどのように見いだすか、またその逆に歴史的な研究をどのように現代理解に結びつけるか考えていきたい。またグローバルな視点からイスラームや西アジアをどのように位置づけるかも重要な課題となる。
文献に基づいた研究手法が中心となりますが、現地調査に興味を持つ学生も歓迎します。
授業計画
毎回担当を決めて報告を行う。
1.研究文献の講読:中東やその他アジア(基本的に東アジアを除く)、イスラームなど関する日本語の書籍を精読する。担当者が報告して、全員で議論する。
2.研究文献の比較:二つ以上の論文/書籍を比較し、どのような違いがあるのか受講者全員で議論する。
3.英語論文の講読:受講者の関心をもとに、英語論文を読む。担当者による報告と全員での議論は上と同じ。
4.19世紀アイルランド人女性の西アジア旅行記史料(英語)の講読。
5.受講者の研究関心に沿った個別研究報告:卒業論文につながる課題を考える。それぞれ受講者が報告してそれについて議論をおこなう。
(報告の準備=アクティヴラーニングアワー)
時間外学習
西アジアやイスラームなどにかかわる文献を多読すること。また他地域の歴史文献に加えて、関連分野である宗教学や法学、人類学などの基本文献にも触れることが望ましい。
学生へのメッセージ
西アジア史演習I(比較歴史学)と合同の授業(コードシェア)です。歴史研究にも現代とのつながりは重要であるのと同じく、過去を学ばずして現代を理解することはできません。演習とは、近代的な大学の特徴的制度で、「勉強」から「研究」への橋渡しの機会です。この機会を利用してお互い学びを深めましょう。
学生の問い合わせ先
授業時に連絡します。