哲学G[22B5146]

科目名
Course Title
哲学G[22B5146]
Philosophy G
科目区分・科目種 哲学・倫理学・美術史コース クラス 哲学・倫理学・美術史コース
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 24

担当教員 本郷 朝香
学期 後期
曜日・時限・教室
火曜 5 6 共通講義棟1号館203室

授業の形態
演習

教科書・参考文献
参考文献
ヘーゲル著/樫山鉄四郎訳『精神現象学』平凡社
フーコー著/田村俶訳『監獄の誕生』新潮社
ニーチェ著/木場深定訳『道徳の系譜』岩波文庫



ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=70%,発表=30%

主題と目標
本授業では、ヘーゲル、フーコー、ニーチェのテクストを読みつつ、西欧における人間の「精神」と「身体」の関係の変遷を、社会における権力の行使の在り方の変遷と絡めて追っていき、すでに様々な形で権力を行使されている私たちの生活において、改めて主体とは何か、主体性を獲得する可能性はあるのかを考える契機とすることを目指している。

授業計画
第1回
ガイダンス
第2回
ヘーゲル:主人と奴隷
第3回
フーコー:
『監獄の誕生』第1部 第1章「受刑者の身体」
第4回
第2章「身体刑の華々しさ」
第5回
第2部 第1章「一般化される処罰」
第6回
第2章「刑罰のおだやかさ」
第7回
第3部 第1章「従順な身体」
第8回
第2章「良き訓育の手段」
第9回
第3章「一望監視方式」
第10回
アクティブラーニング@(ALH)
第11回
ニーチェ:
『道徳の系譜学』第2論文 1〜10節
第12回
第2論文 11〜15節
第13回
第2論文 16〜25節
第14回
アクティブラーニングA(ALH)
第15回
まとめ

時間外学習
毎回発表者を決めるので、担当者は担当個所を読解し、レジュメを作成してきてください。担当者以外も各自、次にやる個所を読んでくることが大前提となります。

学生へのメッセージ
テクストを読みながら疑問に感じること、分からないことは自主的に調べ、できる限りの努力をして授業に臨んでください。そのうえで分からないことがあればいつでも聞いてください。

学生の問い合わせ先
dionyusos@yahoo.co.jp