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倫理学特殊講義D
[22B5157]
科目名
Course Title
倫理学特殊講義D
[22B5157]
Advanced Lectures in Ethics D
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
哲学・倫理学・美術史コース
クラス
哲学・倫理学・美術史コース
カラーコード
キャリアデザイン
単位数
2.0
単位
履修年次
2
〜
4
年
担当教員
石田 尚子
学期
前期
曜日・時限・教室
水曜
7
〜
8
限
共通講義棟1号館204室
授業の形態
講義,対面授業のみ
教科書・参考文献
授業中にレジュメを配布する。
参考文献は適宜指示する。
ALH区分
ALHとして実施
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=50%,授業への参加態度=30%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=20%
主題と目標
小説、漫画、映画、アニメ、TVゲームなどのフィクション作品、およびそれらを鑑賞する行為について、これまでにどのような哲学的議論があったかを概観する。
また、いわゆる「不道徳な作品」や「倫理的に問題となるような表現を含む作品」に関する哲学的議論を知ることで、フィクションと倫理の関係性について考察する。
日常で目にするような娯楽作品に対する哲学的議論を知ることで、論理的・倫理的思考力を養うことを目的とする。
授業計画
第1回
授業の概要、イントロダクション
第2回
フィクションとノンフィクションについて/キャラクターの存在論について
第3回
フィクション作品を実際に一つ取り上げ、授業内容と関連付けてレポートを作成する(ALH)
第4回
フィクション作品鑑賞に関する諸理論(1)シミュレーション論など
第5回
フィクション作品鑑賞に関する諸理論(2)ごっこ遊び(メイクビリーブ)理論
第6回
フィクション作品で恐怖すること/嫌悪することに関する議論
第7回
プラトンとミメーシスについて(1)
第8回
プラトンとミメーシスについて(2)
第9回
「ネタバレ」をめぐる倫理的な問題について
第10回
価値と価値との相互作用について:ステッカー『分析美学入門』から(1)
第11回
価値と価値との相互作用について:ステッカー『分析美学入門』から(2)
第12回
「不道徳な映画」に関する論文を読み、授業内容と関連付けてレポートを作成する(ALH)
第13回
ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」について(1)
第14回
ジェイコブソン「不道徳な芸術礼賛」について(2)
第15回
全体のまとめ:フィクション作品の鑑賞行為とは何か
時間外学習
事前に配布されている資料がある場合は、授業前に読んでおくこと。また授業後は事後学習として、自分のノートや資料を読み直し、疑問点を明らかにしておくこと。
学生へのメッセージ
できるだけ幅広い分野を例に挙げながら、フィクション作品に関する哲学的議論の面白さについて解説します。
特に漫画やアニメに興味のない人であっても、受講しやすい授業にしていきます。
学生の問い合わせ先
連絡用のメールアドレスは授業時にお知らせします。