NPO入門[22N0001]

科目名
Course Title
NPO入門[22N0001]
Introduction to NPO
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 全学共通科目 クラス 全学科
CCBM キャリアデザイン
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 平山 雄大
学期 前期
曜日・時限・教室
月曜 5 6 生活科学部本館126室

受講条件・その他注意
 大学の基本方針にしたがい対面形式で実施しますが、ゲスト講師のかたがいらっしゃる6月20日(月)の第9回授業は、オンライン(Zoomを使用したリアルタイム配信)で行う予定です。

 アクティブ・ラーニング・アワー(ALH)として、2回分の授業(第14回・第15回分)を、課題の実施(グローバル協力センターが所蔵する図書もしくはDVDの講読・視聴)に振り替える予定です。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
 教科書は指定しません。参考文献は、初回授業で配布する授業計画で紹介します。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=【40%】レポート(8月7日提出締切予定)。,発表=【30%】中間発表(6月6日、6月13日予定)及び最終発表(7月25日予定)。,授業への参加態度=【30%】出席状況及び講義へのコメント(毎回)。

主題と目標
 20世紀後半から、NPO(Non-Profit Organization、非営利組織)が、世界を揺るがす組織変革を起こして拡大してきた。特に冷戦の終結以降、国家、市場、市民社会はまったく新しい力関係にシフトし、その中で市民社会の役割が増している。

 本科目では、NPOを通して現代の社会問題を知り、その解決の方向性を探る。NPOとは、政府(国や自治体)でも企業(営利団体)でもない、民間でありながら公共的な課題を担う市民の自主組織で、政府や企業だけでは解決できない社会問題(例えば福祉、子育て、貧困対策、まちづくり、環境保護、国際協力、文化活動等)に取り組んでいる。NPOはさらに、権力の監視、社会問題に関する啓発、政策提言等も行っており、概して重要な存在であると言える。

 授業では、NPOに関する理論について説明することに加えて、NPOで活躍するかたをゲストとしてお招きし、お話を伺う機会を設ける。また、小グループで現代の社会問題と対応策についてディスカッションを行い発表する。前半(第1〜6回)は理論を中心に学び、後半(第7〜13回)は発表やグループワークが中心となる。

【到達目標】
1. NPOの活動理念や特徴を知り、その存在が社会に与えている影響を理解する。
2. NPOの役割やその背景に潜む社会問題について、自らの考えを自分自身の言葉で述べることができるようになる。
3. NPOによる社会問題解決の方法を、グループワーク(事業計画書の作成)を通して学び、提案力、行動力を身につける。
4. 授業で学び得た知識を、履修生自身の実践や社会貢献活動に繋げる。

授業計画
第1回
【オリエンテーション】(4月18日)
授業の概要、到達目標、中間発表の課題等を理解する。また、履修生の興味関心を知る。
第2回
【NPOとは?NPOの定義と全体像】(4月25日)
NPOの定義、NPOとNGOの違い、NPOの発展の歴史と現状を概観する。
第3回
【海外と国内におけるNPOの位置付け】(5月9日)
世界の中で日本におけるNPO活動は盛んと言えるのか、その位置づけについてNPOの国際比較を通して考える。また、NPOの社会的機能、日本におけるNPOを取り巻く制度・政策等を理解する。
第4回
【寄付とボランティアとファンドレイジング】(5月16日)
NPO活動における寄付、ボランティア、ファンドレイジング(資金集め)等について知る。
第5回
【NPOの行政・企業との協働】(5月23日)
NPOと行政(政府)の協働、NPOと企業の協働等について概観する。プロボノ、BOPビジネス、コーズマーケティング等についても考える。
第6回
【市民社会とSDGs】(5月30日)
「持続可能な開発目標(SDGs)」の内容を確認し、「ミレニアム開発目標(MDGs)」との違い及びその特徴を知る。また、SDGsと市民社会との接点を考える。
第7回
【中間発表(1)】(6月6日)
初回授業で配布・説明する中間発表の課題について、発表を行う。
第8回
【中間発表(2)】(6月13日)
初回授業で配布・説明する中間発表の課題について、発表を行う。
第9回
【ゲスト講師による講義】(オンライン)(6月20日)
ゲスト講師をお招きし、実例を用いた講義をしていただく。
(認定NPO法人カタリバ アダチベース職員 柳本千種さん)
第10回
【NPOの経営】(6月27日)
実際にNPOの運営はどのように行われているのか。NPOの経営に必要な要素、組織体制、事業評価の重要性等について、具体的に学ぶ。
第11回
【グループワーク(1)】(7月4日)
小グループに分かれて、「NPO事業計画書」の作成を行う。
第12回
【グループワーク(2)】(7月11日)
小グループに分かれて、「NPO事業計画書」の作成を行う。
第13回
【最終発表】(7月25日)
グループごとに「NPO事業計画書」の発表を行い、その内容について討論する。

時間外学習
 参考文献の講読を通した授業の予習、中間発表及び最終発表に向けた準備、レポートを作成するにあたっての情報収集・文献調査等が必要です。

学生へのメッセージ
 本科目では、NPOの定義、NPOとNGOの違い、NPOの成り立ちと歴史、ボランティアとは何か、社会起業家とは何か、NPOはどのように経営されているのか、NPOの役割と課題……といった問いに対する回答を、一方向の講義だけではなく、グループワークやディスカッションを織り交ぜながら導き出していきます。国内外の社会問題に興味関心を有している学生の、積極的な参加を期待しています。

学生の問い合わせ先
 グローバル協力センター講師 平山雄大(ひらやまたけひろ)
 hirayama.takehiro@ocha.ac.jp