経済地理学[20B0393]

科目名
Course Title
経済地理学[20B0393]
Economic Geography
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 地理学コース クラス 地理学コース
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 水野 勲
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 5 6 共通講義棟1号館101室

受講条件・その他注意
特になし

授業の形態
講義

教科書・参考文献
(参考書)
ハーヴェイ、D.(2012)『資本の<謎>』作品社
ディッケン、P.(2001)『グローバル・シフト』古今書院
松原宏編著(1997)『立地論入門』古今書院。
『学習指導要領』(文部科学省)

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=80%(2回),授業への参加態度=20%

主題と目標
経済は、私たちの日常生活と深く結びついています。しかし、経済は「市場」と呼ばれる抽象空間だけで作用しているのではなく、現実の地理空間の中で営まれています。市場(しじょう)を考える上で、市場(いちば)の具体的な姿は重要です。世界の中で、そして国内の中で、さらに都市の中で、なぜ所得や産業や雇用に地理的な差異が見られるのでしょうか。そして、いわゆる経済活動(貨幣と商品の交換)の中で、自然や労働はどのように関わるのでしょうか。本講義では、経済地理学の理論的な概念を、国内・国外の具体例を通じて明らかにします。

授業計画
経済という概念を、単なる貨幣と商品の交換の現象にとどまらず、自然や人間(社会)を含む広義のものに理解しなおすことを目標にしています。そのために、経済現象は同時に地理的現象でもあることを理解します。

1.経済への地理学的アプローチ
2.純粋な経済は存在するか
3.互酬性、再配分、商品交換
4.商品、貨幣、資本
5.地理的不均等発展
6.商品の連鎖
7.地理的立地論→ALH1(plone上の関連資料を読み、レポート提出、コメント返却)
8.テクノロジーと集積
9.自然の商品化
10.経済空間の中の国家
11.多国籍企業
12.労働の地理学
13.地域文化と企業
14.地域的労働市場における家庭と職場
15.まとめ→ALH2(講義全体の内容について、plone上でレポート提出、コメント返却)

ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)では、ploneを利用して資料の読解、レポート提出、コメント返却を行うことで、双方向に考察をすすめます。

時間外学習
毎回の授業内容に関係するテキストを時間外に読んでもらい、次回の授業の最初に復習として取り上げます。

学生へのメッセージ
さまざまな経済学の授業もあわせて受講するか、標準的な経済学の教科書を図書館等で拾い読みしてください。また、テレビ、新聞、インターネットなどで報道される経済指標を、その計算方法にまでさかのぼって理解し、データをチェックしていてください。ニュースで強調される経済指標は必ずしも現実の経済を捉えているとはかぎらず、またつねに地理的差異をもったものであることを前提としていてください。

学生の問い合わせ先
授業内容の質問は水野のメールアドレスまでメールを送るか、オフィスアワーの時間帯に研究室を訪れてください。