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国際協力学
[22B2043]
科目名
Course Title
国際協力学
[22B2043]
International Cooperation
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
グローバル文化学環
クラス
グローバル文化学環
CCBM
キャリアデザイン
単位数
2.0
単位
履修年次
1
〜
4
年
担当教員
荒木 美奈子
学期
前期
曜日・時限・教室
金曜
5
〜
6
限
共通講義棟2号館102室
受講条件・その他注意
国際協力・開発関連の授業を履修予定の人は、本科目が最も基礎となる科目ですので、できるだけ早い時期に受講しておくことが望ましい。
授業の形態
対面授業のみ
教科書・参考文献
教科書は指定しません。参考文献一覧を授業中に配布し主要文献の解説をします。
ALH区分
ALHとして実施
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=期末レポート=40% ,授業への参加態度=40%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=20%
主題と目標
本講義では、グローバル化時代における「国際協力」や「共生」について広く学んでいくことを目的としています。「ミレニアム開発目標(MDGs)」から「持続可能な開発目標(SDGs)」に移行し、貧困・格差、食料・水・エネルギー、気候変動・地球温暖化、災害、感染症などの課題をグローバルとローカルな視点から考えていくことがより重要となってきています。本講義では最近の動向を踏まえつつ、国際協力の基本的な概念や仕組み、その背後にある開発理論・政策の変遷、国際機関・国家・NGO等の多様なアクターが担っている役割などを学んでいくことを目的としています。また、私たちの暮らしと他地域との繋がりや関係性に着目し、「開発」や「国際協力」、「共生」について多様な観点・立場から批判的に考察していく力を習得していくことを目指します。授業では、グローバル化時代における新型コロナウイルス感染拡大の影響についても検討していきます。
授業計画
【授業計画】
第1回【4月22日】オリエンテーション:授業の趣旨・授業計画(ALH含)、授業形態・評価方法、ALH1などについての説明、授業アンケートなど
【ALH1】グローバル化時代のSDGsについて、文献等に基づき小レポートを書く
第2回【5月6日】開発理論・政策の変遷(1)グローバル化時代のSDGsと新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大
第3回【5月13日】開発理論・政策の変遷(2)近代化論、従属理論、持続可能な開発、参加型開発など
第4回【5月20日】開発理論・政策の変遷(3)人間の安全保障、MDGs、SDGs
第5回【5月27日】ALH1に基づくグループ討論、全体への報告
第6回【6月3日】多様なアクターによる国際協力(1):全体の枠組み、国際機関、ALH2の説明
【ALH2】グローバル化時代の私たちの暮らしと他国・地域(他所)との繋がり
第7回【6月10日】多様なアクターによる国際協力(2):日本の政府開発援助(ODA)
第8回【6月17日】多様なアクターによる国際協力(3):NGO/NPO/CSOs
第9回【6月24日】身近な国際協力を考える―フェアトレード、エシカルファッションなど
第10回【7月1日】私たちの暮らしと他国・地域とのつながり―モノを通して考える(1)
第11回【7月8日】私たちの暮らしと他国・地域とのつながり―モノを通して考える(2)
第12回【7月15日】ALH2に基づくグループ討論
第13回【7月22日】各グループから全体への報告、総括
期末レポート(期末試験の代わりとなります)提出日は授業中に指示します。
*各回の項目は大まかな目安です。翌週に延長したり、順番を入れ替えたりすることがあります。また、国内外の情勢の変化により内容を一部変更することもあります。
時間外学習
事前学習や講義で学んだことを振り返るために小さな課題を出すことがあります。授業で配布する参考文献一覧から関心のある文献を選び読むことにより、授業の理解を深める努力をしてください。
学生へのメッセージ
「国際協力学」は担当科目のなかで最も基本となる科目です。専門的に学び、将来国際協力の仕事に携わりたいという夢をいだいている人にとっては、長い道のりの「はじめの一歩」となります。専門として関わることはないだろうが多少なりとも関心があるという人、他学科・学部の人も大歓迎です!きっと自分との接点や新たな視点を獲得することができるでしょう。
学生の問い合わせ先
araki.minako@ocha.ac.jp