都市と自然[22B2501]

科目名
Course Title
都市と自然[22B2501]
Cities and Nature
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 地理学コース クラス 地理学コース
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 1

担当教員 水野 勲
学期 前集中
日程・時限・教室
2022/05/14 (9:30 15:00) 生活科学部本館128室
2022/05/21 (9:30 15:00) 生活科学部本館128室
2022/06/25 (9:30 15:00) 生活科学部本館128室
2022/07/02 (9:30 15:00) 生活科学部本館128室

受講条件・その他注意
今年度は夏季集中講義期間に授業を行います。ただし、初回のみ、4月16日(土)10時40分〜12時10分に、オンライン授業を行います。出席できない人のために、レコーディングによって後で視聴できるようにします。ズームのリンクは、Moodleのアナウンスメントで送ります。

授業の形態
講義,一部対面授業あり

教科書・参考文献
(参考書)
オギュスタン・ベルク(1993)『都市のコスモロジー』講談社現代新書
イーフー・トゥアン(2008)『トポフィリア』ちくま学芸文庫
ジェイン・ジェイコブズ(2010)『新版 アメリカ大都市の死と生』鹿島出版会
『学習指導要領』(文部科学省)

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=30%(一日巡検の報告),授業への参加態度=20%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=50%(授業内容と参考文献)

主題と目標
都市と自然は、しばしば対立的に捉えられています。それは、自然が人間社会の外部にある、手付かずの「もの」のように考えられてきたからでしょう。しかし都市は、自然の中にあるのではないでしょうか? また古い都市の街並みにたたずんだとき、自然な感じがするのはなぜでしょうか? さらに自然の典型と思われる農村は、本当に自然にできあがったものなのでしょうか? そもそも自然は、歴史的・文化的に継承されてきた人間社会の観念であり、地域や文化によって、その意味するところが異なるのではないでしょうか? この授業では、こうした基本的な問いをもちつつ、都市と自然の相互関係を、環境、空間、場所、景観、風土、地名といった地理学の基本的な見方を紹介し、身近な事例を通じて講義します。また、休日を利用して、東京都内の野外調査を、別途行ってもらいます。

授業計画
1.お茶大とお茶の水
2.山手と下町:歴史地理
3.神田川:都市
4.砺波平野の散村:農村
5.「住みたい町」吉祥寺→ALH1(各自による野外調査)
6.『柳川堀割物語』:知覚と行動
7.「ベネチアとその潟」:観光行動
8.日本橋の景観:観光資源
9.風水都市ソウル:歴史地理
10.水車と水力発電:生活と文化
11.東京0m地帯:地域構造
12.名水百選とミネラルウォーター産業:資源と産業
13.田園都市と公園:土地利用
14.自然のメトロポリス:グローバル化と現代世界
15.まとめ→ALH2

ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)に設定した2回分は、通常講義時間帯以外での学習をしてもらって、レポート提出→教員からのコメントをする時間です。

時間外学習
4月下旬の土曜に、地理学コース主催のお茶の水巡検があります。ALH1レポートの書き方がよくわからないという人は、この「巡検」(地理学では野外授業をこう呼びます)に参加してみてください。希望者のみ。本学の前身である東京女子高等師範学校があったお茶の水を、地図をもって歩いてみましょう。新型コロナが落ち着いていたら対面で、そうでなければオンラインの巡検とします。

学生へのメッセージ
高校で地理を履修している必要はありませんが、地図帳をよく開いて見たり、知らない地名が出てきたら場所を確認するという作業をしてください。スマホの地図検索でもかまいません。また東京の中で、こんな場所もあったのかという新鮮な驚きを、一つでも多く経験してください。

学生の問い合わせ先
水野の公式メールアドレスまで。