西洋史学の探求[22B5341]

科目名
Course Title
西洋史学の探求[22B5341]
Advanced Seminar:Methodology of European History
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 比較歴史学コース クラス 比較歴史学コース
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 24

担当教員 新井 由紀夫
安成 英樹
学期 後不定期

受講条件・その他注意
原則として、比較歴史学コース所属の学生、とくに西洋史に関係するテーマで卒論を書く4学生を対象とする。3年生以下は聴講のみ可。また、他コース学生の履修は不可。

授業の形態
演習,一部対面授業あり

教科書・参考文献
特になし。参考文献は、授業中適宜指示する。

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
発表=80%,授業への参加態度=20%

主題と目標
最近の歴史学、学際的分析手法による歴史研究を駆使しつつ、西洋史の教員による共同ゼミ形式で授業を進め、卒論作成に向けての実践力を身につける。また、広く西洋史にかんする情報の収集、学説などについても討議することで、論文作成のための総合的かつ有用なスキルアップを図る。比較歴史学コース4年生以外は受講不可(聴講は可)。参加者の卒業論文テーマ決定や研究史整理、研究書・論文の読解、史料解読、章別構成の検討などを皆で検討しつつ、卒論におけるオリジナルな論点の提示を目指すことが目標である。

授業計画
第1回は、参加者へのオリエンテーションを行う。第2回から第15回までは以下のテーマにそって演習形式で行う。なお演習の準備に当たっては、いつでも個別相談を実施するので、教員にメールで連絡してほしい。
1.西洋史研究案内(第1〜3回)
2.社会史研究の方法と留意事項(第4〜5回)
3.最近の人類学的方法による作品の紹介と分析(第6〜7回)
4.参加者が分担したテーマ、卒業論文構想についての報告と討議(第8〜15回)
とくに4に主眼を置いた授業を行う。参加する4年生は毎回報告の義務を負う。

時間外学習
卒業論文では、各人の研究テーマをそれぞれ探求していくことが求められている。その作業は、演習時間よりも、各人の日頃の研鑽が中心となることはいうまでもない。本演習では、その成果の一端を示しつつ相互に批判的・建設的に意見を交換し各人の研究に資する場である。

学生へのメッセージ
大学院生の参加も予定されているが、知的なレトリックに圧倒されることなく、わからないことはどしどし質問し、積極的に大学院生を活用することを期待している。具体的には比較歴史学助手室か西洋史担当の各教員に問い合わせること。なお、安成のoffice hourは、木曜日12:10〜13:20。新井のoffice hourは、金曜日12:10〜13:30。

学生の問い合わせ先
yasunari.hideki@ocha.ac.jp arai.yukio@ocha.ac.jp