地理学フィールドワークB[22B5507]

科目名
Course Title
地理学フィールドワークB[22B5507]
Geographical Fieldwork B
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 地理学コース クラス 地理学コース
CCBM キャリアデザイン
単位数 2.0単位 履修年次 13

担当教員 地理全教員
水野 勲
宮澤 仁
長谷川 直子
米家 志乃布
宇根 寛
伊藤 修一
植木 岳雪
学期 通不定期

授業の形態
講義,実習・実技,一部対面授業あり,実施方法検討中

教科書・参考文献
野間晴雄ほか『ジオ・パルNEO 地理学・地域調査便利帖』、海青社
『学習指導要領』(文部科学省)

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=50,授業への参加態度=50

主題と目標
 地理学の基本のひとつはフィールドワークであり、その地域の現場に立って思考することである。本科目では、東京およびその近郊を対象地域に、地理学に関わるテーマについて主に日帰りで複数回のフィールドワークを実施する。
 講義に出席しての事前学習・準備(フィールドワークの企画、文献・地図・史資料の収集整理、調査項目の検討、デジタルデータ・空間データの利用と作業)、合計7日分のフィールドワークへの参加、事後のまとめとしてレポート・報告書の作成(調査に基づき作成した図表や地図、現地で撮影した写真なども掲載)と提出により2単位を認定する。

※グローバル文化学環が実施する日帰りの地域調査(地域研究実習Tとして開催されているもの)へ参加した場合も、日数にカウントできる(一日参加して両方の授業で認めることはできない)。

授業計画
講義:
●巡検という方法
●巡検実施上の危機管理
●これまでの巡検の事例

主な行き先とテーマ(調査内容)
●御茶ノ水
お茶の水の場所イメージが何で構成されているかを、関係する場所、景観、施設を古地図と現地調査で確認する
(地形図の利用と作業、景観調査、社会生活、経済活動)
●東京下町−日本水準原点から荒川ロックゲートまで
水準原点、東京湾海水面、南砂町、荒川堤防など、自然的、歴史的、経済的に作られてきた東京のゼロメートル地帯を、新旧の地図を見ながら歩いて確認する
(地形図の利用と作業、経済活動、景観調査、地域文化)
●成城・田園調布
戦前期における郊外住宅地の開発と現在までの土地利用・景観変化
(土地利用調査、景観調査)
●多摩ニュータウン
日本のニュータウン開発、ニュータウンが抱える高齢化問題とまちづくり
(人口変化、社会生活)
●お茶大周辺から椿山荘まで
地形と人間活動との関係
(地形図の利用と作業、地形調査、経済活動、景観調査)
●埼玉県和光市
湧水の仕組みや地層、森林・湧水の管理を行っているNPOの活動内容を学び、身近な自然の保全と開発の両立やNPOと行政の協働について考える
(経済活動、地域文化、植生調査、湧水調査、聞き取り調査)
●環境エコプロダクツ(東京ビッグサイト)
環境エコプロダクツに参加し、環境活動や環境に関するビジネス活動、持続可能な社会やコミュニティづくりについて考える
(経済活動、聞き取り調査)


これらの定例の巡検のほかにも巡検が予定されている。

※ 前期実施分は最初の週までに日程について掲示する。後期実施分は遅くともひと月前までに日程について掲示する。4年次における成績評価の対象は、成績の提出時期との関係で1月末までに実施のフィールドワークである。

時間外学習
日帰り巡検に参加する前に、巡検ルートの各地点について、地図や図書を事前に読んでおいてください。また、巡検から戻って、家で巡検のルートを確認すると、経験がより深く身に付き、これをもとに巡検レポートを作成してください。

学生へのメッセージ
講義や演習で学んだことを、現地で確認することの意義を実感してください。東京および近郊において、実に多くの未知の面白いことがらがあることを、多くの日帰り巡検の中から体験してください。