特別支援教育概論[22B5650]

科目名
Course Title
特別支援教育概論[22B5650]
Studies of Special Needs Education
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 教育科学コース クラス 教育科学コース
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 34

担当教員 齊藤 彩
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 5 6 共通講義棟1号館304室

受講条件・その他注意
全15回の授業のうち、1回は指定日の11/12限に開講します。1回はALHとします。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
[参考文献]
『幼稚園教育要領』『小学校学習指導要領』『中学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領』(文部科学省)
『はじめての特別支援教育―教職を目指す大学生のために 改訂版』(柘植雅義・渡部匡隆・二宮信一・納富恵子編、有斐閣)
『特別支援教育―共生社会の実現に向けて』(吉田武男監修、ミネルヴァ書房)

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
期末試験=60%,その他=各回のコメントペーパーの提出状況・講義への参加状況=30%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=10%

主題と目標
特別支援教育の理念や仕組み、基本的な考えについて理解すると共に、通常学級にも在籍している発達障害をもつ子どもやその他のさまざまな障害をもつ子ども、さらに障害の他に特別な教育的ニーズをもつ子どもについて理解し、個別の教育的ニーズに対応しながら指導や支援を行っていくために必要な知識や方法を学ぶ。

授業計画
第1回
特別支援教育の理念と基本的な考え方
第2回
特別支援教育コーディネーターおよび個別の指導計画・個別の教育支援計画
第3回
特別支援教育の歴史的変遷
第4回
知的障害のある子どもの理解と指導、支援
第5回
視覚障害のある子どもの理解と指導、支援
第6回
聴覚障害のある子どもの理解と指導、支援
第7回
肢体不自由のある子どもの理解と指導、支援
第8回
病弱・身体虚弱の子どもの理解と指導、支援
第9回
重複障害のある子どもの理解と指導、支援
第10回
情緒障害、言語障害のある子どもの理解と指導、支援
第11回
発達障害のある子どもの理解と指導、支援(1)自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症
第12回
発達障害のある子どもの理解と指導、支援(2)学習障害、その他の発達障害
第13回
外国にルーツをもつ子どもの理解と指導、支援
第14回
経済的な困難の中にある子どもの理解と指導、支援
第15回
特別支援教育の今後の展望(ALH:指定テーマに関するレポート作成)

時間外学習
毎回、コメントペーパーへの記入を課します。また、授業内で配布する資料や紹介する文献を読んで、予習・復習をすることを求めます。
新聞やテレビなどのメディアでは、特別支援教育や特別な教育的ニーズをもつ子どもに関連した内容の報道が数多くなされています。ぜひ自身のアンテナをはって、それらに積極的に触れてください。

学生へのメッセージ
特別支援教育に関する知識を身につけるだけでなく、多様な教育的ニーズをもつ子どもの実際の様子について学ぶ機会にしたいと思います。講義形式の授業ですが、自分自身の考えを深めながら、主体的に参加することを歓迎します。(全15回の授業のうち、1回は指定日の11/12限に開講し、1回はALHとします。)