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文化変動論T
[22B8501]
科目名
Course Title
文化変動論T
[22B8501]
Cultural Transformations 1
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
グローバル文化学環
クラス
グローバル文化学環
カラーコード
キャリアデザイン
単位数
2.0
単位
履修年次
2
〜
4
年
担当教員
大橋 史恵
学期
後期
曜日・時限・教室
木曜
3
〜
4
限
共通講義棟1号館202室
受講条件・その他注意
「アジア社会とジェンダーT」を履修できない学年のための読み替え科目です。
毎回の授業後にリアクションコメントを提出してもらいます。忘れないように気をつけてください。
授業の形態
講義,演習
教科書・参考文献
授業内で使用する資料は、基本的にmoodleで配付します。参考文献についても授業内で適宜紹介します。
ALH区分
ALHとして実施
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=50(小レポートおよび期末レポート),その他=20(リアクションコメントの提出),ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=30
主題と目標
@フェミニスト的アプローチによる地域研究の可能性を理解する
A私たちが日々経験するジェンダー関係を、東アジアにおけるポスト植民地的な社会関係やそれに連接する経済のグローバル化との結びつきにおいて考察する
授業計画
第1回〜第2回 イントロダクション:フェミニスト視点による地域研究の可能性
第3回〜第4回 近現代アジアの植民地的近代とジェンダー
第5回〜第6回 近代日本の殖産興業と女性労働
第7回〜第9回 「主婦」と「女中」の労働とその変化
第10回〜第13回 ポスト植民地の経済社会構造と女性
第14回〜第15回 東アジアのジェンダー秩序の変化とグローバル化
うち2回分をALHとして実施します。詳細は授業内で指示します。
時間外学習
@授業内で指示した資料を精読し予習する
A授業内で紹介した文献や映像資料に積極的にふれ、学びを深める
B日頃から時事的問題に関心をもち、情報を収集する
学生へのメッセージ
この授業では東アジアの社会秩序について、フェミニスト視点から考察していきます。とりわけ前半では植民地的近代に着目して東アジア社会を理解することに力を入れますが、これは地域研究に取り組む上では、歴史を理解することが重要になるためです。後半ではポスト植民地主義との連接において生起する経済のグローバル化と、その東アジアにおける現れについてとらえていきます。授業では、戦時性暴力問題や経済格差にともなうジェンダー暴力についても考えていきます。重い課題も含みますが、授業を受ける皆さんにとって、フェミニスト的な視座から批判的思考力を身につける機会になればと願っています。