細胞生化学[22D1071]

科目名
Course Title
細胞生化学[22D1071]
Cell biology
科目区分・科目種 食物栄養学科 クラス 食物栄養学科
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 2

担当教員 藤原 葉子
学期 後期
曜日・時限・教室
火曜 1 2 生活科学部本館306室

受講条件・その他注意
1年生の生化学と2年生前期の代謝栄養学を履修していること
食物栄養学科の学生に限る
管理栄養士養成課程の15回授業時間を確保するため、授業時間を15分延長し、12:25までとします。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
教科書
東京化学同人 人体の構造と機能U「生化学」、もう1冊は後ほど指定
参考書
南光堂 「エッセンシャル分子生物学」 東京化学同人「遺伝子発現制御機構」など

ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)

評価方法・評価割合
期末試験=50,小論文(レポート)=30,授業への参加態度=20

主題と目標
栄養素や食品成分の細胞内代謝や調節について、分子生物学的な視点で理解する。
この科目では、主に真核生物とヒト遺伝子を中心に、遺伝子の基礎から、生命現象と遺伝子制御について学ぶ。、
摂食や食品成分にによる遺伝子レベルでの生体制御機構や、疾患と食物との関係を学び、分子栄養学的視点を身につける。

授業計画
1. オリエンテーション
2. タンパク質の構造と生理作用
3. 核酸と核酸代謝
4.ビタミンとミネラル1
5. 分子栄養学とは?分子栄養学を理解するための基礎(細胞の構造、遺伝子と染色体)
6. DNAの複製と細胞分裂
7. 転写・翻訳(細胞内のタンパク質合成・セントラルドグマ)
8. 転写制御1(転写因子と核内受容体)
9. 転写制御2(non coding RNA、エピジェネティッックな制御と栄養)
10. 細胞外からの情報伝達(Gタンパク質とcAMPを介したタンパク質のリン酸化)
11. 時間栄養学・食事摂取と体内時計
12 遺伝子と疾患
13. ヒトの遺伝子の多様性
14 テーラーメード栄養学
15.まとめ

時間外学習
高校の生物の知識は予習として身に着けておくことが好ましい。高校で生物を取ってこなかった人は予習復習が望まれる。簡単な演習問題や冬休みのレポートを課す。

学生へのメッセージ
教科書以外にもスライド資料をChimesにアップしますので参考にしてください。授業では、基礎の分子生物学から栄養に関連する分野を中心に講義します。質問はいつでも可。