こころの科学:研究と実践(心理学研究法)[22D6002]

科目名
Course Title
こころの科学:研究と実践(心理学研究法)[22D6002]
Research Methods in Psychology
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 心理学科 クラス 心理学科
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 1

担当教員 伊藤 大幸
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 7 8 生活科学部本館124室

受講条件・その他注意
心理学科主プログラムの1年生用必修科目である。2018年度以降入学の学生のみ履修できるので、注意すること。
公認心理師カリキュラムの基礎科目の1つ(心理学研究法)である。

授業の形態
講義,演習,対面授業のみ

教科書・参考文献
テキスト(購入の必要はありません)
“Research Methods in Psychology: Evaluating a World of Information, 3rd Edition”
著者:Beth Morling、出版社:W. W. Norton & Company、発行:2017

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=50% 毎回の授業後の確認課題(ALH含む),発表=30% 分担箇所の発表,授業への参加態度=20% 発表への質問、コメント

主題と目標
心理学は、人間の心理や行動に関するリサーチクエスチョンについて、系統的にデザインされた手段によりデータを収集し、量的(統計的)または質的な分析により検証を行う科学的学問領域である。本科目では、科学研究の基本原理、研究倫理、心理測定、頻度・関連・因果の検証、再現性・透明性、統計解析、研究報告などのトピックを幅広く概観し、心理学の研究法について基礎的な理解を固めることを目標とする。また、英文で書かれたテキストを分担して発表することを通して、心理学研究の遂行に必須となる英文読解およびプレゼンテーションのスキルを身につけることを副次的な目標とする。

授業計画
1 Psychology Is a Way of Thinking(思考の道具としての心理学)
ALH Sources of Information: Why Research Is Best and How to Find It(情報のソース)
2 Three Claims, Four Validities: Interrogation Tools for Consumers of Research(3つの主張と4つの妥当性)
3 Ethical Guidelines for Psychology Research(心理学研究の倫理ガイドライン)
4 Identifying Good Measurement(よい測定を見極める)
5 Surveys and Observations: Describing What People Do(調査と観察)
6 Bivariate Correlational Research(2変量の相関研究)
7 Multivariate Correlational Research(多変量の相関研究)
8 Introduction to Simple Experiment(シンプルな実験への導入)
9 More on Experiments: Confounding and Obscuring Variables(実験を深く知る)
10 Experinients with More Than One Independent Variable(複数の独立変数を伴う実験)
11 Quasi-Experiments and Small-N Designs(準実験と小サンプルデザイン)
12 Replication, Transparency, and Real-World Importance(再現性、透明性、現実世界での重要性)
13 Statistics Review(統計法のレビュー)
14 APA-Style Reports(APAスタイルの研究報告)

時間外学習
発表準備:英文で書かれたテキストの分担箇所をパワーポイントのスライドにまとめる。
確認課題:毎回の授業後に、発表の内容を小レポートにまとめる。

学生へのメッセージ
本科目で学ぶ心理学の研究法に関する知識は、2年次以降の演習や卒業研究を進めていく上で必要不可欠なものです。また、どのように真実を明らかにしていくかという科学的な思考法について考えることは、それ自体が大いに知的好奇心を刺激する、わくわくした学びになると思います。
より主体的で深い学びを実現するため、受講者自身が英文テキストをまとめて発表する形式を取ります。また、毎回の授業後には、その回の発表の内容を小レポートにまとめて提出してもらいます。授業外学習は比較的多く求められる科目ですが、その分、みなさんの理解やスキルは大きく向上し、2年次以降の学びや研究活動の基礎になると思います。

学生の問い合わせ先
ito.hiroyuki@ocha.ac.jp