認知神経科学(神経・生理心理学)[22D6022]
科目名 Course Title |
認知神経科学(神経・生理心理学)[22D6022] Neuro- and Physiological Psychology |
授業言語 Language |
Japanese
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科目区分・科目種 |
心理学科 |
クラス |
心理学科 |
カラーコード |
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キャリアデザイン |
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単位数 |
2.0単位 |
履修年次 |
2〜4年
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受講条件・その他注意 |
・1年生の履修も認めますが,「認知心理学概論」を履修済であることが望まれます。2年生以上の履修については「認知心理学概論」の履修の有無は不問です。 ・公認心理師の受験資格に必要な科目です。 ・授業資料は授業中に配布されません。授業前日までにMoodleに掲出される資料を,各自で電子媒体または紙媒体として用意してください。
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教科書・参考文献 |
教科書を用いません。Moodleに掲出するスライドを用いて授業を進めます。講義中に参考文献を紹介します。
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評価方法・評価割合 |
小論文(レポート)=50%(期末レポート),授業への参加態度=20%(リアクションペーパー等),ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=30%(ALHレポート)
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主題と目標 |
脳や神経系のどのような働きから「こころ」が生じるのでしょう?本科目ではまず,脳や神経系の構造と機能について概説します。そして,知覚や感情などの心的機能と相関・因果関係にあると考えられる脳神経系の働き(神経基盤)や,その神経基盤に障害を負った者の特徴や検査(神経心理学的アセスメント)について概説します。本科目の全般において,脳活動計測や行動実験など,認知神経科学の研究方法についても概説します。
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授業計画 |
※ 各回で扱う内容やその順序は変更されることがあります。 ※ 2回のALHを通じて1本のレポートを執筆していただく予定です。
第1回 認知神経科学への導入 第2回 脳神経系の構造 第3回 脳神経系の機能 第4回 研究方法@ 第5回 研究方法A 第6回 脳のネットワーク ALH1 認知神経科学に関する諸現象を明らかにした研究を調べる@ 第7回 知覚 第8回 注意 第9回 記憶 第10回 運動 第11回 感情 ALH2 認知神経科学に関する諸現象を明らかにした研究を調べるA 第12回 神経心理学的アセスメント@(ゲスト講師を予定) 第13回 神経心理学的アセスメントA(ゲスト講師を予定)
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時間外学習 |
ALHとして,各自がテーマを設定して資料の購読や視聴によって考察を深めて,レポートにまとめることが求められます。毎回,リアクションペーパーの提出が求められます。
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学生へのメッセージ |
授業で見聞きしたことを覚えて知識をつけることだけでなく,その知識が自身の経験や社会での出来事とどのように関連するかを考えることや,授業で扱われなかった事項にも好奇心を抱くことが大切です。また,認知神経科学の研究知見や研究方法は,発達・社会・臨床・教育心理学にも関連しているため,本科目は認知心理学以外を志す学生にも役立つと考えられます。
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学生の問い合わせ先 |
メールアドレス: imaizumi.shu@ocha.ac.jp 認知心理学研究室(今泉研)ウェブサイト: https://www.imaizumilab.com
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