学習と言語の心理学(学習・言語心理学)[22D6023]
科目名 Course Title |
学習と言語の心理学(学習・言語心理学)[22D6023] Psychology of Learning and Language |
授業言語 Language |
Japanese
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科目区分・科目種 |
心理学科 |
クラス |
心理学科 |
カラーコード |
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キャリアデザイン |
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単位数 |
2.0単位 |
履修年次 |
2〜4年
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受講条件・その他注意 |
Moodleを通じて授業資料を配布することもあります。また、Moodleを通じてレポート等の提出をもとめる可能性があります。
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教科書・参考文献 |
授業内で、適宜資料の配布や文献の紹介を行う。Moodleを通じて授業資料を配布することもあります。
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評価方法・評価割合 |
期末試験=70%,小論文(レポート)=30%程度(ALHと併せて) 数回の小レポー トの提出(Moodleを通じて提出をもとめる可能性があります),その他,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=30%程度(小レポートと併せて)
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主題と目標 |
人は生涯にわたって学習する存在であり、また、言語を有しているという点で、他の動物と異なっている。本講義では、「人の行動が変化する過程」と「言語の習得における機序」に焦点をおき、人の学習過程や学習手法、学習形態、言語の形態(発話、読み書き)と認識、言語習得について主に学ぶ。学習と言語は、人における主要な基本的な認知だが、それらを支える生物学的基盤や障がい、文化差、教育との関連についても触れていきたい。
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授業計画 |
第1回 |
ガイダンス(*全体の流れなど。講義内容は、以下の事項を含むが、多少順番が前後することあり)
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第2回 |
学習心理学、言語心理学とは:学習心理学と言語心理学の歴史と概要、ALH
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第3回 |
学習の基礎:刻印づけ、古典的条件づけ等
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第4回 |
学習の基礎:オペラント条件づけと強化、社会的学習等
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第5回 |
学習の仕方と方法:試行錯誤と洞察、転移、
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第6回 |
問題解決や他の認知能力との関係(ワーキングメモリ等)
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第7回 |
動機づけと学習、教育との関係
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第8回 |
ALH(文献調査とレポート作成)
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第9回 |
言語に関する理論と生物学的基礎
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第10回 |
発達初期の言語習得過程
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第11回 |
幼児期以降の言語習得過程
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第12回 |
文法習得、コミュニケーション、読み書き等の習得過程
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第13回 |
言語の理解と産出、言語の障がい
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第14回 |
言語と文化、社会(ナラティブ等との関連含む)
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第15回 |
学習、言語、文化環境等まとめ(ALH)
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時間外学習 |
関連する文献をよく読み、ときとして課すレポート作成に備え時間外学習をすすめてください。
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学生へのメッセージ |
自分自身の学びに関する示唆も得ることができる学問領域です。関連する領域の研究にも目を向けて、関連する知識や技術を習得し、考察を深めてください。 なお、2年生以上の履修を推奨しますが、1年次前期の概論科目などの心理学科の必修科目の履修が順調にすすみ、1年次後期の履修(外国語科目、LA、コア科目なども含め)において余裕がある場合に限り、1年次後期の履修も可能です。
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