健康心理学(健康・医療心理学)[22D6030]

科目名
Course Title
健康心理学(健康・医療心理学)[22D6030]
Health and Medical Psychology
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 心理学科 クラス 心理学科
カラーコード キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 24

担当教員 大森 美香
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 5 6 共通講義棟1号館303室

受講条件・その他注意
2〜4年生

授業の形態
講義,対面授業のみ,実施方法検討中

教科書・参考文献
<参考書>
島井哲志・長田久雄・小玉正博(編)(2020)「健康・医療心理学 入門 健康なこころ・身体・社会づくり」有斐閣アルマ
金沢吉展(編)(2021)「公認心理士ベーシック講座 健康・医療心理学」講談社

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
期末試験=50%,発表=グループ発表30%,授業への参加態度=ディスカッションなど授業への貢献20%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)

主題と目標
健康心理学は,心身の健康をめざした臨床心理学の応用領域の一つです。本授業では,健康の増進やリスク予防,健康・医療心理学に関する課題を概観しながら,ウェルビーイングを支える習慣や健康リスク,健康リスクのある集団へのアプローチ,医療における行動と心理や疾病を抱える人たちへのアプローチ,災害時の健康,これらを支える法律や制度について学びます。

授業計画
第1回
健康・医療心理学とは(健康とウェルビーイング)
※以下は予定であり,受講生の人数と理解度により一部変更する可能性がある。
第2回
健康リスクへのアプローチ
第3回
ストレスと心身の疾病との関係(ストレスとウェルビーイング)
第4回
ストレスと心身の疾病との関係(ストレスマネジメント,心理支援法)
第5回
医療現場における心理社会的課題及び必要な支援(健康・医療心理学の臨床的展開)
第6回
医療現場における心理社会的課題及び必要な支援(医療におけるコミュニケーションと課題)
第7回
医療現場における心理社会的課題及び必要な支援(医療制度と心理職の社会的役割)
第8回
災害による健康リスクと支援
第9回
発表準備
第10回
健康リスクと支援1(感染症)
第11回
健康リスクと支援2(食行動)
第12回
健康リスクと支援3(感情:怒り・敵意・抑うつ・感情抑制等)
第13回
健康リスクと支援4(行動:喫煙・飲酒・薬物・ギャンブル・事故)
第14回
健康リスクと支援5(女性の健康)
第15回
まとめ

時間外学習
毎回の授業の予習(テキスト/資料など),発表準備、期末試験にむけた学習が必要である。
後半はグループ発表を予定しているため,グループで発表準備をしてもらう。ALHの時間は発表のドラフトを提出してもらう。

学生へのメッセージ
健康・医療心理学に関する幅広い内容について講義する。毎回グループで各テーマについてディスカッションするので積極的に発言することを求める。授業の後半ではグループ発表を行う。
心理学が健康・医療の分野とどのように関わっているかを学び、関連する研究や実践についての理解を深めていきましょう。

学生の問い合わせ先
omori.mika@ocha.ac.jp