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人格発達心理学演習
[22D6050]
科目名
Course Title
人格発達心理学演習
[22D6050]
Seminar in Personality and Deveropmental Psychology
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
心理学科
クラス
心理学科
カラーコード
キャリアデザイン
単位数
2.0
単位
履修年次
3
年
担当教員
伊藤 大幸
学期
後期
曜日・時限・教室
火曜
5
〜
6
限
生活科学部本館128室
授業の形態
講義,実施方法検討中
教科書・参考文献
【教科書】なし
【参考文献】西村純一・井上俊哉『これから心理学を学ぶ人のための研究法と統計法』2016年 ナカニシヤ出版
山田剛史・村井潤一郎『よくわかる心理統計』2004年 ナカニシヤ出版
ALH区分
ALHとして実施
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=30%,発表=50%(ALH含む),授業への参加態度=20%
主題と目標
4年次の卒業研究に向け、心理学的な調査研究の方法論の習得を目指す。保育所・小中学校で実施された大規模縦断調査のデータを用いた実習により、文献収集、仮説設定、データ分析、研究発表という一連の研究の流れを体験する。研究テーマは、発達障害、性別違和感、家庭環境、ストレスコーピング、学業達成、動機づけ、いじめ、不登校、自傷行為、摂食行動異常、非行などの中から、受講者の関心に応じて自由に設定する。
授業計画
第1回
ガイダンス・心理学の研究法
第2回
テーマ設定・文献収集
第3回
文献講読(1)
第4回
文献講読(2)
第5回
文献講読(3)
第6回
文献講読(4)
第7回
ALH1:中間発表準備(問題と目的)
第8回
中間発表
第9回
データ分析(1)
第10回
データ分析(2)
第11回
データ分析(3)
第12回
データ分析(4)
第13回
データ分析(5)
第14回
ALH2:最終発表準備
第15回
最終発表
時間外学習
卒業研究の前段階として、授業時間外も主体的に学びを進めることが求められます。具体的には、文献収集、データ分析、発表準備、レポート作成などの時間外学習が必要となります。
学生へのメッセージ
心理学は社会の改善に貢献できるポテンシャルを持ちながら、少なくとも国内ではあまり「役立っていない」研究領域です。いじめの撲滅、学力の向上、心の病の予防、どれも心理学が中心的な役割を果たすべき社会的課題ですが、これまで大きな貢献ができていないのが現状です。その大きな原因の一つは、基礎研究と応用・実践の分断にあります。
この科目では、保育所・小中学校で収集された貴重な大規模縦断調査のデータを用いた実習を行い、応用に活かせる研究のあり方を考えていきます。「授業」というより「研究」というイメージでご参加ください。教育・臨床実践や政策立案に貢献できる有意義なエビデンスの発見を目指しましょう。