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公民科教育法
[22E0114]
科目名
Course Title
公民科教育法
[22E0114]
Civics Teaching Methodology
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
教職課程科目
クラス
全学科
カラーコード
キャリアデザイン
単位数
2.0
単位
履修年次
3
年
担当教員
岡田 了祐
学期
後期
曜日・時限・教室
火曜
3
〜
4
限
国際留学生プラザ 多目的ホールB
授業の形態
講義,実施方法検討中
教科書・参考文献
◆教科書
文部科学省(2019)『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 公民編』東京書籍株式会社.(文部科学省HPよりダウンロードも可能)
◆参考文献
社会認識教育学会編(2020)『中学校社会科教育・高等学校公民科教育』学術図書.
全国社会科教育学会編(2011)『社会科教育実践ハンドブック』明治図書.
日本社会科教育学会編(2012)『新版 社会科教育事典』ぎょうせい.
※そのほかの参考文献については,適宜紹介する。
ALH区分
通常授業として実施(11・12限等)
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=70%(授業内課題(授業分析):20%,学習指導案作成:20%,期末レポート:30%),発表=10%(模擬授業の実施),授業への参加態度=20%(各回の感想シート含む)
主題と目標
本授業は,教科目標と子どもの実態を踏まえて,高等学校公民科を指導することのできる基礎的な知識と能力を涵養することを目標としている。
上記の目標を達成するため,本授業では次のような段階を踏む。前半は,多様なタイプの高等学校公民科授業を,目標論,カリキュラム論,授業構成論,評価論の観点から分析し,公民科授業の見方・考え方を習得すると同時に,自身の教科観をつくり,そして,つくりかえる。後半は,前半で習得した公民科授業の見方・考え方を踏まえて,実際に授業を設計し,実践する。このような見方・考え方を習得することは,自身の授業づくりに活きることはもちろん,他者の授業を指導したり,授業研究を主導したりする際の有力な指針となる。
授業計画
第1回
オリエンテーション:優れた公民科授業,意義ある公民科授業とはどういうものか
第2回
民主主義社会における公民科教育の役割と意義
第3回
公民科教育の科目構成と内容構成
第4回
授業分析@:制度や機構の理解
第5回
授業分析A:望ましい生き方の理解
第6回
授業分析B:社会の法則・構造の認識・説明
第7回
授業分析C:社会問題への合理的意思決定
第8回
授業分析D:社会的論争問題の議論
第9回
授業分析E:公共問題の解決行動への参加
第10回
公共,倫理,政治・経済に関する学習材の検討
第11回
公共,倫理,政治・経済に関する模擬授業の設計
第12回
公共に関する模擬授業の設計と実施
第13回
倫理に関する模擬授業の設計と実施
第14回
政治・経済に関する模擬授業の設計と実施
第15回
総括:<再考>優れた公民科授業,意義ある公民科授業とはどういうものか
時間外学習
・回によっては,事前に資料を配布するので,目を通しておいてください。
・模擬授業の設計,実施にあたって,アイディアを考えておいてください。
学生へのメッセージ
本授業のスタンスとして,現場に出た後に教師として成長し続けるための(特に教科指導に関わる)伸びしろをつくることを大事にしたいと考えています。そのため,被教育経験などによってつくられてきた皆さんの教科観を相対化し,それをつくりかえていくことを中心に据えて授業を展開します。公民科とは,教科とは,そして,学校教育とは何かということをいっしょに考えていきましょう。
学生の問い合わせ先
okada.ryosuke[a]ocha.ac.jp ※[a]を小文字のアットマークに変えて送ってください。