日本語教育学特殊講義[22F0163]

科目名
Course Title
日本語教育学特殊講義[22F0163]
Advanced Lectures in Japanese Language Education
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 日本語教育コース クラス 文教育学部
CCBM キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 西川 朋美
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 7 8 共通講義棟1号館203室

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
授業は、パワーポイントとプリントを中心に進めますが,内容理解の助けとして,以下のような参考図書が役に立つと思います。

和泉伸一(2016)『第2言語習得と母語習得から「言葉の学び」を考える―より良い英語学習と英語教育へのヒント―』アルク
大関浩美(2010)『日本語を教えるための第二言語習得論入門』くろしお出版
奥野由紀子編(2021)『超基礎・第二言語習得研究』くろしお出版
小柳かおる(2020)『第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと』くろしお出版
小柳かおる(2021)『改訂版・日本語教師のための新しい言語習得概論』スリーエーネットワーク
迫田久美子(2020)『改訂版 日本語教育に生かす第二言語習得研究』アルク
佐々木嘉則(2010)『今さら訊けない…第二言語習得再入門』凡人社
白井恭弘(2004)『外国語学習に成功する人,しない人―第二言語習得論への招待―』岩波書店
白井恭弘(2008)『外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か―』岩波新書
白畑知彦・若林茂則・村野井仁(2010)『詳説第二言語習得研究―理論から研究法まで―』研究社
鈴木孝明・白畑知彦(2012)『ことばの習得―母語獲得と第二言語習得―』くろしお出版
林さと子他(2006)『ことばを学ぶ一人ひとりを理解する―第二言語学習と個別性―』春風社
Lightbown, P. M. & Spada, N. (2013). How languages are learned, 4th edition. Oxford: Oxford University Press.(白井恭弘・岡田雅子訳(2014)『言語はどのように学ばれるか―外国語学習・教育に生かす第二言語習得論』岩波書店)※日本語訳があるのは第4版ですが,英語はFifth editionが2021年に出版されています。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=70%=計画書10%+最終レポート60%(ALH2回分含む),授業への参加態度=30%(授業後の質問・コメント含)

主題と目標
誰もが英語やその他の言語を第二言語として学んだ経験があると思いますが,あなたはその言語をどのくらい使いこなすことができますか?人は母語(第一言語)以外の言語を,どのように学び,また,どれだけの能力を身につけることができるのでしょうか?本授業では,第二言語習得(SLA: Second Language Acquisition)研究という分野について,基本的知識を学びます。本授業では,用語や概念をただ理解(暗記)するのではなく,「なぜ,そのような理論が生まれたのか」「なぜ,そのような主張がなされているのか」を考え,理解することに重点を置きます。

授業計画
以下は予定(変更の可能性あり)

第1回 オリエンテーション,SLAとはどのような研究分野か,基本用語の確認
第2回 行動主義,生得主義,インターアクショニズム
第3回 対照分析仮説,誤用分析,中間言語
【ALH(1)レポート計画書の作成】
第4回 回避,習得順序研究
第5回 モニターモデル,アウトプット仮説
第6回 文化変容モデル,気づき仮説
第7回 フレンチイマージョン,instructed SLA
第8回 個人差要因(動機づけ)
第9回 個人差要因(言語適性)
【ALH(2)レポート計画の修正】
第10〜12回 個人差要因(習得開始年齢)
第13回 まとめ

時間外学習
学期の前半にレポート課題を提示し,計画書を提出,フィードバックを受けた上で学期末のレポートを作成します。文献の検索などは授業時間外(ALH)で行います。

学生へのメッセージ
自分自身または身近な人の第二言語習得・外国語学習について,一緒に考えましょう。なぜ上達しないのか,どうすれば上達するのか,学習者として,日本語教師(あるいは英語など他言語の教師)として考えてみたいと思います。