社会意識論基礎演習[22J2094]

科目名
Course Title
社会意識論基礎演習[22J2094]
Seminar: Basic Study in Social Consciousness
科目区分・科目種 応用社会学コース クラス 人発
カラーコード   キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 坂本 佳鶴恵
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 5 6 演習室(IACS)(人間文化研究科棟508室)

授業の形態
演習,対面授業のみ

教科書・参考文献
坂本佳鶴恵『アイデンティティの権力』、南田勝也ほか『文化社会学の視座』など、授業で指示します。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=20,発表=50%,授業への参加態度=30

主題と目標
各自が選んだテーマにもとづく研究発表をつうじて、各領域の文献の批判的検討、調査方法や設計の詳細、研究のオリジナリティーの主張のしかたなど、社会学の研究のしかたを学ぶ。また、文化社会学の文献を読み、批判的検討をおこなう。
坂本佳鶴恵を指導教員とする人は必ず履修すること。

授業計画
第1回 授業計画、学生自己紹介、授業の概要やテキストについて
第2回 研究の倫理、論文の書き方、注や引用について
第3回 調査と倫理審査申請の書き方について
第4回 中国一人っ子のライフコース
第5回 高齢期におけるアイデンティティ
第6回 サブカルチャーと恋愛観
第7回 ICTサブカルチャーと女性のアイデンティティ
第8回 女性のワークライフバランスの社会的イメージ
第9回 博士課程女子留学生の葛藤とアイデンティティ(アクティブラーニング)
第10回 都市化による人間関係の変容
第11回 化粧の社会史的研究
第12回 成人女性の親子同居をめぐるライフコース
第13回 なぜケータイにはまるのか(南田勝也ほか『文化社会学の視座』5章)(アクティブラーニング)
第14回 なぜキャラクターに萌えるのか(南田勝也 『文化社会学の視座』7章)
第15回 現代の親子関係(南田勝也ほか『文化社会学の視座』9章) 

時間外学習
個人のテーマ発表については、問題関心、先行研究、仮説、方法のそれぞれの段階の課題について、ゼミでの議論を踏まえ、よく検討すること。また文献については、批判的かつ生産的なコメントを考えること。

学生へのメッセージ
社会学的な問題意識、議論のしかた、学術的な質疑応答とはどのようなものか、論文はどのように書かねばならないか、など、自分のテーマはもちろん、他の人のテーマからも学べることは多いので、よく勉強してください。