社会意識論応用演習[22J2095]

科目名
Course Title
社会意識論応用演習[22J2095]
Seminar: Applied Study in Social Consciousness
科目区分・科目種 応用社会学コース クラス 人発
カラーコード   キャリアデザイン  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 坂本 佳鶴恵
学期 後期
曜日・時限・教室
木曜 5 6 演習室(IACS)(人間文化研究科棟508室)

授業の形態
演習

教科書・参考文献
坂本佳鶴恵『アイデンティティの権力』、南田勝也ほか『文化社会学の視座』など、授業で指示します。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=20,発表=50%,授業への参加態度=30

主題と目標
各自が選んだテーマにもとづく研究発表をつうじて、各領域の文献の批判的検討、調査方法や設計の詳細、研究のオリジナリティーの主張のしかたなど、社会学の研究のしかたを学ぶ。また、文化社会学の文献を読み、批判的検討をおこなう。
坂本佳鶴恵を指導教員とする人は必ず履修すること。

授業計画
第1回 授業計画、学生自己紹介、授業の概要やテキストについて
第2回 女性のサブカルチャーとスティグマ
第3回 女子大学院生の役割葛藤 (アクティブラーニング)
第4回 中国における同性愛の問題
第5回 オタクのアイデンティティと恋愛観
第6回 恋愛ゲームにみる女性の結婚観
第7回 女性のサブカルチャーとジェンダー観
第8回 テレビドラマの社会学的分析
第9回 ジェンダー・アイデンティティと医療技術
第10回 介護とジェンダー・アイデンティティ
第11回 別居親子扶養をめぐるインタビュー調査
第12回 ジェンダー・アイデンティティと化粧の変化
第13回 メディアと集い(南田勝也ほか『文化社会学の視座』1章)(アクティブラーニング)
第14回 表現文化(南田勝也ほか『文化社会学の視座』2章)
第15回 世代や世相と文化(南田勝也ほか『文化社会学の視座』3章)

時間外学習
個人のテーマ発表については、問題関心、先行研究、仮説、方法のそれぞれの段階の課題について、ゼミでの議論を踏まえ、よく検討すること。また文献については、批判的かつ生産的なコメントを考えること。

学生へのメッセージ
社会学的な問題意識、議論のしかた、学術的な質疑応答とはどのようなものか、論文はどのように書かねばならないか、など、自分のテーマはもちろん、他の人のテーマからも学べることは多いので、よく勉強してください。