基礎生物学B[22N0036]

科目名
Course Title
基礎生物学B[22N0036]
General Biology B
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 全学共通科目 クラス 全学科
コンピテンシー
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 近藤 るみ
毛内 拡
学期 後期
曜日・時限・教室
火曜 5 6 共通講義棟1号館101室

受講条件・その他注意
※生物学科の学生は履修できない。
オンライン授業の案内、資料の配布等の履修者への連絡はMoodleで行う。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
近藤担当分:特になし。遺伝学の基礎的な参考書を必要とする人は持つと良い。
毛内担当分:
教科書:
「頭のなかには何がある? 脳をめぐる15の疑問 (いざ!探Q 2)」
参考書:
毛内拡 著 脳を司る「脳」 講談社ブルーバックス 2020
工藤佳久 著 もっとよくわかる! 脳神経科学 やっぱり脳はとってもスゴイのだ! (実験医学別冊 もっとよくわかる! シリーズ).

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
期末試験=近藤担当分60 / 毛内担当分60,小論文(レポート)=近藤担当分30 / 毛内担当分30,授業への参加態度=近藤担当分10 / 毛内担当分10

主題と目標
(近藤担当分)生物の多様性の裏にある、遺伝と進化のしくみについて,DNAの構造や性質に基づいて,遺伝の基本原理から理解していく。また、DNAから、形質の多様性、人種や病気について理解を深めていく。

(毛内担当分)脳と神経の「かたち」と「はたらき」について分子・細胞レベルから説明する。生体の外界からの様々な刺激に対する応答や行動の脳神経メカニズム(神経生理学)の基礎を理解する。

授業計画
第1回
(近藤担当分)
1 地球上にどのような生物がどのように存在しているか把握する。
10/6 オンライン
第2回
2 ヒトの成り立ち、人種について理解する。
10/13 オンライン
第3回
3 DNA,遺伝子,染色体,およびゲノムの関係を把握し、ゲノムの多様性について理解する
10/20 オンライン
第4回
4 DNAの複製機構を理解する。遺伝情報の発現について,転写と翻訳の機構を理解する。
10/27 対面授業
第5回
5 変異とその修復、人における変異の例について理解する。
11/3オンライン
第6回
ALH@(自宅)の発表:遺伝と病気、ゲノム編集、遺伝子診断と倫理、ゲノム医療、遺伝子治療、出生前診断、などの現状を各自で調査し、理解を深める。
11/10 オンライン
第7回
6 中等教育で扱えるヒトの遺伝(担当:佐々木元子助教)
11/17 オンライン
第8回
(毛内担当分)
第8回 神経生理学入門
11/29 対面
第9回
第9回 脳神経研究の歴史と脳を研究する手法
12/6 対面
第10回
第10回 脳神経の構造と機能、ニューロンとグリア細胞
12/13 対面
第11回
第11回 神経興奮のメカニズム(イオンチャネル・静止膜電位、活動電位)
12/20 対面
第12回
第12回 シナプス伝達のしくみ、記憶・学習
1/10 対面
第13回
第13回 脳の広範囲調節系(ノルアドレナリン・セロトニン・ドーパミン・アセチルコリン)
1/17 対面

時間外学習
(近藤)7回とも時間割通りに講義を行う。10/27のみ対面で他のオンライン。また、ALH@の課題は第6回の授業までに提出できるように各自で早めに取り組むこと。
(毛内) 基本的にオンラインで講義を行う。毎回、簡単な予習問題を出すので、翌週の講義が始まる前までにwebで提出すること。

学生へのメッセージ
(近藤分)毎回、授業の最後にチャットで授業内容についての感想や質問をかならず、提出すること。授業参加態度として評価する。
(毛内担当分)期末にまとめて勉強するのではなく、その場で理解するように努めてほしい。

学生の問い合わせ先
総合研究棟201 (内線5372) 近藤るみ kondo.rumi@ocha.ac.jp
理学部2号館302室(内線5303) 毛内拡 monai.hiromu@ocha.ac.jp