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経済学総論U
[24B5023]
科目名
Course Title
経済学総論U
[24B5023]
Introduction to Economics U
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
教育科学コース
クラス
人間社会科学科
コンピテンシー
◎批判的思考力,◎問題解決力,○創造的思考力
カラーコード
単位数
2.0
単位
履修年次
1
〜
4
年
担当教員
松下 顕
学期
後期
曜日・時限・教室
水曜
7
〜
8
限
共通講義棟1号館302室
受講条件・その他注意
経済学総論T(前期)の内容を前提とする。
授業の形態
講義
教科書・参考文献
適宜、授業の中で紹介する。
ALH区分
ALHを実施しない
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=約70%(課題や小テストを含む),授業への参加態度=約30%(討議・質問・応答など)
主題と目標
「経済学総論U」では「経済学総論I」に続くミクロ経済学の基礎(特に規範的理論)を概観したあと、マクロ経済学の基礎的なテーマを取り上げ、現実の経済問題や経済政策について理解や評価を行うための知識を習得することを狙いとする。
授業計画
予定する主な項目は以下のとおり(8月中に確定)。ただし、受講者の理解度や採り上げる話題の他分野との関連性などに応じて、講義の内容やペースを調整することもある。
1−7回:ミクロ経済学の続き(供給曲線の複眼的解釈、マイナス価格の意味、転売行為の分析、余剰分析<経済政策や各種規制の評価>、厚生経済学<経済システムの効率と公正、補償原理、移転原理と格差分析、平等と公平、無羨望と公平分割理論、社会厚生関数>、民主的な意思決定と社会選択論)、市場の失敗<外部性/マイナス価格の意味・再考、公共財、規模の経済と費用逓減/交通経済のパラドックス、独占の問題、情報の非対称性)
8−14回:マクロ経済の基礎(マクロ経済の指標<GDP、物価、労働市場、資産価格、国際収支・為替レート>、消費と貯蓄の理論、企業投資の理論、財政の機能と理論、総需要と総供給・均衡所得、貨幣と金融、IS-LMモデル、マクロ経済政策の効果分析、国際金融)
15回:全体のまとめ
時間外学習
日頃から新聞やニュースなどを通じて経済問題に関心を払うとともに、経済学の基本的な考え方がどのように実際の問題に応用できるのかなど、自分なりに問題意識を育むように努めてほしい。
学生へのメッセージ
経済学的な思考の枠組みは、現実の経済問題や経済政策のあり方を考える際に有益な視点を与えてくれる。経済現象をロジカルに考えることに興味のある学生の受講を想定する。