比較教育文化特論[22J2402]

科目名
Course Title
比較教育文化特論[22J2402]
Comparative Study on Education and Culture T
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 保育・児童学コース クラス 人発
コンピテンシー
カラーコード  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 小玉 亮子
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 11 12 大会議室(人間文化研究科棟604室)

受講条件・その他注意
moodleとzoomを使いますので、準備をしてください。

授業の形態
演習,一部対面授業あり

教科書・参考文献
講義時の購読テキストについては講義初回に詳細な説明を行う。
中心テキストは、
ロージ・ブライドッテイ(2019)『ポストヒューマン 新しい人文学に向けて』フィルムアート社
そのほかのサブテキストとしては、宮澤康人編(2002)『教育文化論』放送大学出版会、斎藤幸平(2020)『新人生の資本論』集英社、ほか講義時に指示する。

ALH区分
ALHとして実施

評価方法・評価割合
発表=50%,授業への参加態度=30%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=10%

主題と目標
教育文化とは、「ある集団によって歴史的に共有された、次世代育成に係わる生活の仕方」をさすという定義がある。教育には、次世代育成と文化伝達の両方が含まれており、これらは切り離すことができない。本講義では、この両者を視野にいて、教師・生徒関係、保育者・子ども関係、親子関係、大人と子どもの関係の諸相を検討してく。その際重視するのが、空間的・時間的比較である。一つは、日本と諸外国、都市と地方といった、空間的比較と、世紀を超える巨視的な比較や数日といった微視的な時間軸に基づく比較も可能である。今年度は、教育文化を考えるために巨視的な視点をえるためのテキストを検討していきたい。

授業計画
第1回
はじめに 
テキストの解説
第2回
ヒューマニズムを考える
第3回
ポストヒューマンへの接近1
第4回
ALT:映画 「攻殻機動隊」、「天気の子」の視聴してください
第5回
ポストヒューマンへの接近2
第6回

第7回
第一章 ポスト人文主義 前半
第8回
第一章 ポスト人文主義 後半
第9回
第二章 ポスト人間中心主義 前半
第10回
第二章 ポスト人間中心主義 後半
第11回
第三章 非人間的なもの 前半
第12回
第三章 非人間的なもの 後半
第13回
第四章 ポストヒューマン人文学 前半
第14回
第四章 ポストヒューマン人文学 後半
第15回
結論

時間外学習
毎回、テキストの検討部分については、発表者以外も内容を把握し、疑問点や論点を準備してくること。

学生へのメッセージ
多様な議論、視点の異なる議論を、柔軟にかつ丁寧に読み進めて行きたいと思っています。
授業前の準備をしてきて、積極的に議論に参加することを期待しています。

学生の問い合わせ先
kodama.ryoko*ocha.ac.jpにメールで問い合わせてください。
*にアットマークをいれてください。