比較子ども社会学特論[23J2408]

科目名
Course Title
比較子ども社会学特論[23J2408]
Comparative Socioloigy of Childhood I
科目区分・科目種 保育・児童学コース クラス 人発
コンピテンシー ◎批判的思考力,◎創造的思考力,◎問題解決力,◎省察的思考力
カラーコード  
単位数 2.0単位 履修年次 12

担当教員 小玉 亮子
学期 前期
曜日・時限・教室
木曜 11 12 演習室(IACS)(人間文化研究科棟508室)

授業の形態
講義,演習,一部オンライン授業あり

教科書・参考文献
購読文献 グニラ・ダールベリ/ピーター・モス/アラン・ペンス/浅井幸子監訳『「保育の質」を超えて』ミネルヴァ書房(Beyond Guality in Early Childhood Education and Care)ほか。

ALH区分
ALHを実施しない

アクティブラーニングの技法
AL技法は授業に用いない

評価方法・評価割合
発表=50パーセント,授業への参加態度=50パーセント

主題と目標
現代において子どもと教育に関して、多くの課題があることは日々マス・メディアを通じて繰り返し語られている。子どもがあぶない、学校が問題だ、家族は何をしているのだと問題が論じられる。そのような中、目の前で生じる事件に振りまわされることなく冷静に問題を理解するためには、「事態を大きな文脈の中で見ることを可能にする広範な知識を常識的に流通する固定観念に縛られない自由な発想法を必要とする」との立場にたって、事態を俯瞰するための広い視野を身に着けることを目標としている。

授業計画
レヴィナス、デリダ、ドゥルーズ、フーコーの理論をもとに、幼児教育について検討している本をテキストとします。受講を検討している人は、必ず、事前に小玉(kodama.ryoko(at)ocha.ac.jp)まで、連絡をしてください。
初回にイントロダクションの講義をして、進め方について詳細に説明します。参加者には、15回の毎回の授業の準備をおこなってきてください。報告担当者には部分の丁寧な読解をもとめますが、加えてコメントや疑問点の提示、参考資料への言及ができるように準備をお願いします。また、発表担当者以外にも、ディスカッションへの参加を必須としますので、発表者以外も事前の準備を必ずするようにしてください。ディスカッサントになった人は授業での議論のファシリテートをすること。
*全体として議論を行うことを重視しています。ディスカッサントを中心にあらたな発見や疑問を共有しながらすすめていきたいとおもいます。

時間外学習
テキストについては、事前に必ず全員が読んで、疑問点やコメントから議論できるように準備して参加すること。

学生へのメッセージ
テキストの内容を熟読するだけでなく、テキストを手掛かりに考えるという読み方を身につけるようにしたいと思います。みなさんと一緒に、アクティブにテキストを読んでいきたいと思います。

学生の問い合わせ先
kodama.ryoko(at)ocha.ac.jp
アットマークに変えてください。