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生活福祉学演習T
[24D0727]
科目名
Course Title
生活福祉学演習T
[24D0727]
Seminar on Every Day Life T
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種
生活社会科学講座
クラス
生活社会科学講座
コンピテンシー
◎批判的思考力,◎協働力,◎他者理解力
カラーコード
単位数
2.0
単位
履修年次
3
年
担当教員
脇田 彩
学期
前期
曜日・時限・教室
金曜
7
〜
8
限
生活科学部本館318室
授業の形態
演習
教科書・参考文献
林拓也・田辺俊介・石田光規編著,2021,『格差と分断/排除の諸相を読む』晃洋書房.
他、受講生と相談の上決定します。
ALH区分
ALHを実施しない
アクティブラーニングの技法
シンク・ペア・シェア,ブレインストーミング,ディベート,ジグソー法
評価方法・評価割合
発表=50%,授業への参加態度=50%:他者の発表へのコメント、議論への積極的参加、発表に向けた準備、集中ゼミ
主題と目標
ゼミ(演習)形式で、ジェンダーと社会階層による不平等について、社会学的知識を得て、労働・生活・福祉といった視点から、社会調査によるデータにも依拠しながら考える。このゼミでは、(1) 現代社会におけるジェンダーと社会階層への関心や基礎知識、(2) 文献やデータを複数人で読み解き、議論を行う力、(3) 自らの関心に基づきテーマを決め、先行研究を収集し、問い・仮説を考える力を身につけることを目標とする。
授業計画
主にジェンダーと社会階層による不平等に関する文献の講読を行う。量的調査によるデータが含まれる文献も扱う(受講前の統計学の知識はとくに問わない)。文献講読においては、報告・コメントを受講生が分担する。授業前にハンドアウト・コメントを書面で準備し、共有する。初回に講読文献を確定し、講読日程・報告担当者を決定する。
授業の後半には、身につけた知識を応用して現代社会を読み解き、議論する。
また、各人の研究の進捗状況に合わせて、個人の研究報告を行う回を設ける。
授業外でも各自が自分の発表の準備を行うほか、期末集中ゼミ(研究発表・議論)を実施する。
授業は15回実施する。目安として、以下のような配分で文献講読・個人報告を進める予定である。ただし、受講生の様子や授業の進行状況によって調整する。
・社会的不平等全般に関する文献(3回)
・社会階層論に関する文献(2回)
・ジェンダー不平等に関する文献(3回)
・教育関連の不平等に関する文献(3回)
・子どもが経験する不平等に関する文献(2回)
・個人報告(2回)
講読文献として、以下のような文献を想定しており、受講生の関心に合わせて決定する。
林拓也・田辺俊介・石田光規編著,2021,『格差と分断/排除の諸相を読む』晃洋書房.
石田浩・有田伸・藤原翔編著,2020,『人生の歩みを追跡する――東大社研パネル調査でみる現代日本社会』
額賀美紗子・藤田結子,2022,『働く母親と階層化――仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ』勁草書房.
多喜弘文,2020,『学校教育と不平等の比較社会学』ミネルヴァ書房.
時間外学習
授業前に必ず文献を読み、報告もしくはコメントを書面で準備する。各自の研究を進める。
学生へのメッセージ
ゼミでは、文献を講読し、あるいは自分の研究を報告するなかで、自分の考えを他の人に説明し、議論を行います。「間違い」をおそれず積極的に発言して、他の受講生の発言も聞き、議論を充実させていきましょう。
学生の問い合わせ先
メールで問い合わせること。