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共創工学総論
[24R0001]
科目名
Course Title
共創工学総論
[24R0001]
Introduction to Transdisciplinary Engineering
科目区分・科目種
共創工学部共通
クラス
共創工学部
コンピテンシー
◎協働力,◎問題解決力,○創造的思考力
カラーコード
単位数
2.0
単位
履修年次
1
年
担当教員
藤山 真美子
大瀧 雅寛
土田 修平
宮澤 仁
遠藤 みどり
元岡 展久
吉田 裕亮
長澤 夏子
伊藤 貴之
太田 裕治
河合 英徳
佐藤 有理
埋忠 美沙
土山 玄
近藤 恵
TRIPETTE JULIEN
Le Hieu Hanh
雨宮 敏子
秋元 文
学期
前期
曜日・時限・教室
水曜
3
〜
4
限
共通講義棟2号館102室
授業の形態
講義
教科書・参考文献
授業時に配付する資料
ALH区分
ALHを実施しない
評価方法・評価割合
小論文(レポート)=ミニッツレポート(毎回講義の最後に5〜10分ほどでまとめるレポート)=50%、最終課題レポート=50%
主題と目標
授業の概要:
共創工学共通科目として1年次前期に履修する必修科目である。
共創工学部の創立理念について社会的背景から将来への展望を解説する。また両学科の教員2名以上が同一教室で講義を行い、対話形式で授業を行う。特に本学部の基本コンセプトである5つの共創能力(専門知、発見力、発想力、デザイン力、対話力)の実践例などを紹介し、両学科の教員がそれに関する討論を行うことで、学際的な協働について受講生が具体的なイメージをつかむことを主眼とする。
授業の到達目標:
共創工学部の基本理念についての解説を通して、その社会的背景やキーワード等を知識として把握する。さらに両学科の教員によって順次、紹介される研究事例について理解(専門知、発見力、発想力、デザイン力の涵養)し、5つの共創能力(専門知、発見力、発想力、デザイン力、対話力)のどのような点が発揮されたのか、また教員間の討論を聞く・参加する(対話力の醸成)ことで、学際的な協働のイメージを受講生がつかむ(デザイン力の醸成)ことを最終的な到達目標とする。
授業計画
第1回
共創工学部の創立理念に関して解説し、基本コンセプトを理解する。(専門知)(大瀧雅寛)
第2・3回
情報伝達手法の開発による対話力の涵養研究事例(キーワード:コミュニケーション力、ナッジ)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、対話力)(土田修平、大瀧雅寛)
第4・5回
地理情報システムを活用した発見力の涵養研究事例(キーワード:GIS、社会活用、都市環境への活用)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、発見力、対話力)(宮澤仁、藤山真美子)
第6・7回
歴史から読み取る研究による発見・デザイン力の涵養事例(キーワード:歴史情報学、建築史)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、発見力、対話力)(遠藤みどり、元岡展久)
第8・9回
記号認識のためのデザイン・発想力の涵養事例(キーワード:文字のパターン認識、標識による行動パターン)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、発想力、デザイン力、対話力)(吉田裕亮、長澤夏子)
第10・11回
3Dや画像によるモノのデザイン・発想力涵養事例(キーワード:3D解析、ドローン活用、流体モデル、情報デザイン)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、発想力、デザイン力、対話力)(伊藤貴之、太田裕治、河合英徳、佐藤有理)
第12・13回
人の動作解析の活用による発見力の涵養事例(キーワード:舞台演出、高齢者のQOL向上、活動量計測、自然人類学)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、発見力、対話力)(埋忠美沙、土山玄、近藤恵、Julien Tripette)
第14・15回
埋没データを掘り起こす発見力の涵養事例(キーワード:データマイニング、材料機能学)を紹介し、両学科教員による討論を中心とした議論を実施する。(専門知、発見力、対話力)(Le Hieu Hanh、雨宮敏子、秋元文)
時間外学習
各回、担当教員およびテーマが異なりますので、準備などが必要な場合は担当教員より連絡を行います。
学生へのメッセージ
本授業は、共創工学部の人間環境工学科、文化情報工学科の両学科の教員が共同で各回の授業を実施します。本授業における積極的な参加を通じて、共創工学の基本的なコンセプトや共創工学部を構成する幅広い専門分野の存在を知り、学際的な視野を養ってください。ミニッツレポートの内容を基に、専門知、発見力を評価すると共に、最終課題レポートの内容を基に、発想力、デザイン力を評価します。