社会統計学T[20D0704]

科目名
Course Title
社会統計学T[20D0704]
Social Statistics T
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活社会科学講座 クラス 生活社会科学講座
コンピテンシー
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 2

担当教員  
学期 1学期
曜日・時限・教室
月曜 3 4 共通講義棟2号館102室
火曜 3 4 共通講義棟2号館102室

受講条件・その他注意
【重要】授業は週1回の動画配信で行う予定です.そのため,当初の授業期間から変更して前期中の開講とします.
また,必ずChimesで毎回の講義動画のリンクと配布教材を確認してください.

高校数学程度を講義の前提とします.また,コンピュータを利用する課題があるため,PCの基本的な操作技術が必要です.

授業の形態
講義

教科書・参考文献
【参考文献】日本統計学会編 改訂版『統計学基礎』(東京図書),2015年
その他,適宜プリント等を配布する

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=100%,その他=提出物(論文・レポートなど)レポスト回収 提出期間:6/5(月)〜7/31(水)17時

主題と目標
データ分析に際して基礎となる推測統計学を学ぶ.始めにデータの記述的整理を復習しながら,Excelを用いて,データの基本集計や適切な図表作成の技術を習得する.次に確率論の基礎として,確率変数の概念と代表的な確率分布とその応用例を紹介するとともに,標本調査におけるランダム・サンプリングの意義を理解する.最後に,基本的な推定と統計的仮説検定を学び,具体的な問題が独力で解けるようになることを目指す.

授業計画
【重要】授業は週1回の動画配信で行う予定です.そのため,当初の授業期間から変更して前期中の開講とします.
また,必ずChimesで毎回の講義動画のリンクと配布教材を確認してください.

1) 授業のガイダンスと数理的な予備知識の確認
2) 記述統計(ALH:ビデオ録画授業で度数分布,ヒストグラム,位置の尺度,箱ヒゲ図に係る演習を行う)
3) 記述統計(散布図,変数の変換,外れ値)
4) 記述統計(ALH:ビデオ録画授業で共分散と相関係数に係る演習を行う)
5) 事象と確率(定義と簡単な計算)
6) 推測統計と確率変数(無作為抽出の意義)
7) 確率変数の期待値と分散
8) 確率変数とさまざまな確率分布
9) 正規分布とその性質
10) 中心極限定理
11) 正規分布の応用問題演習
12) 母平均の推定(点推定と区間推定)
13) 統計的仮説検定の考え方
14) 推定と検定の問題演習
15) まとめと補足

時間外学習
授業では,主にExcelを使った集計や作図の手順を示しますが,同様な操作が独りで出来るか,必ず復習しておくことが必要です.

学生へのメッセージ
エクセルを利用したシミュレーション等で授業での説明を捕捉したり,あるいは,操作方法を実習的に紹介したりしますので,もし可能であればノートPCを授業に持ってこられると良いと思います.