応用生活統計学(2)[21D5043]

科目名
Course Title
応用生活統計学(2)[21D5043]
Applied Life Statistics(2)
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活社会科学講座 クラス 生活社会科学講座
コンピテンシー
カラーコード
単位数 1.0単位 履修年次 1

担当教員  
学期 4学期
曜日・時限・教室
金曜 9 10 理学部3号館601室【ITルーム1】

(1)、(2)が付く科目の履修方法
この科目は、(1)及び(2)を連続して履修してください(シラバスは両方とも確認してください)。
ただし留学により連続して履修できない場合は、担当教員に申し出てください。

受講条件・その他注意
2013年度までの「応用生活統計学」(2単位)が「同(1)」と「同(2)」の1単位科目×2に分割された。 応用生活統計学(1),応用生活統計学(2)はそれぞれ90分×8週である。 社会調査士認定科目とする為には,(1)と(2)を必ず同一年度に履修しなければならない。

授業の形態
講義,実習・実技,全面オンライン

教科書・参考文献
神林博史・三輪哲 「社会調査のための統計学」 技術評論社 2011年

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=原則,課題レポートのみで評価します.授業で扱った統計手法や図表等の視覚化を用い,関心があるトピックについてデータに基づき論じてもらいます.

主題と目標
 Excelによるデータ処理に重点をおき、演算・集計・グラフ作成の手法を身につける。度数分布や代表値、散布度、相関係数などの記述統計量を用いて、公的統計等のデータを解釈し、簡単なレポートにまとめられるようになることを目指す。

授業計画
1  授業についてのガイダンス、各種公的統計データの説明
2  エクセルの操作(1): 表の作成、各種書式の設定方法
3  エクセルの操作(2): 四則演算、相対・絶対参照
4  クロスセクションデータの理解とグラフの作成
5  基本統計量(1) : 平均・メディアン・モード
6  ヒストグラムと度数分布表
7  基本統計量(2):分散
8  標準偏差と基準化変量
9  二変量の関係 共分散と相関係数
10  因果関係と相関関係
11 クロスセクションデータのレポートへのまとめ方
12  時系列データの理解 変化率と移動平均
13  質的データの理解 クロス集計表の作成
14  質的データのレポートへのまとめ方
15  記述統計から推測統計へ データと母集団

応用生活統計学(1)では1〜8を,応用生活統計学(2)では9〜15を扱う。

時間外学習
(Excel)関数の使い方や図表の作成など,授業で扱った内容に類似した作業や発展的なトピックを適宜,紹介しますので,時間外に繰り返し練習して身につけるようにしてください.

学生へのメッセージ
授業ではエクセルを用いて、作図、計算を頻繁に行います。パソコンの操作は習うより慣れろの部分が大きく、ステップバイステップで身につくものです。授業で扱った操作を分からないままにしておくと、できないことが授業を通して累積していきます。皆様がつまづきやすいポイントは人に聞けば解決することがほとんどですので、分からないことがあれば私か周りの人に聞いたり、インターネットで調べるなどして、すぐに解決するようにしてください。