授業のテーマ: 確率と統計の入門的講義を行う. 基本目標: 日常に出会う簡単なデータから, 直感的に正しい判断が下せるようになる. そのために, 以下に掲げたような具体的な確率や統計の問題解決を体感する. 到達目標: (1) 期待値, 分散, 標準偏差の意味がわかり, 計算ができ, 性質を理解する. (2) 有名な離散確率分布や連続確率分布を覚え, その性質を理解する. (3) 標本(サンプル)からの点推定を行う手法とその性質を学ぶ. (4) 信頼度の概念を理解し, 簡単な区間推定が行えるようになる. (5) 片側検定, 両側検定, 帰無仮説, 検定統計量, 有意水準(危険率), 棄却域といった単語の意味を理解し, 簡単な検定が行えるようになる. 評価について: 体育, 実験や演習と同じで, 授業をサボタージュした人は評価が下がります. 例年, 文系の人も大勢いるので, 大学数学の知識の有無で差がつかないように配慮します.
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