消費者科学入門[23D0033]

科目名
Course Title
消費者科学入門[23D0033]
Introduction to Consumer Science
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 生活科学部共通 クラス 生活科学部
コンピテンシー ◎批判的思考力,◎問題解決力,◎省察的思考力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 13

担当教員 斎藤 悦子
永沢 裕美子
嶋村 直登
学期 後期
曜日・時限・教室
金曜 1 2 生活科学部本館212室

受講条件・その他注意
生活科学部の学際プログラム「消費者学」必修科目。
なお、「消費者法」を受講したい場合は、原則として、本科目の履修を前提条件とする。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
教科書は用いないが、下記2点を必携参考資料として指定する。
消費者庁『消費者白書』
消費者庁『ハンドブック消費者』
いずれも最新版のPDFファイルを消費者庁ウェブページから無料でダウンロードできる。
冊子体を手許に置いておきたい人は、生協等で購入すること。
冊子体でもPDFでも構わないが、講義中は上記2点の資料を常に参照可能な状態にしておくこと。

ALH区分
ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)※を実施する

アクティブラーニングの技法
その他

評価方法・評価割合
中間試験=50%,小論文(レポート)=30%,ALH(アクティブ・ラーニング・アワー)=20%

主題と目標
現代社会の消費者の問題を考える。消費者の権利、消費者支援の政策、契約・取引、消費者情報、事業者との関係、消費者法、消費者行政、消費者団体、消費者運動について講義する。

授業計画
2回以降の順番は変更する可能性があるが、取り上げる単元はおおむね以下の通り。
1.現代社会と消費者科学入門……イントロダクション
2.消費者法の基礎@……契約と民法
3.消費者法の基礎A……契約と消費者法、不法行為と製造物責任法、集団訴訟
4.消費者法の基礎B……消費者法全体の概観
5.消費者法の基礎C……「消費者法の基礎」の振り返り
6.現代の消費者問題
7.事業者と事業者団体
8.グローバル化と消費者運動
9.消費者と消費者政策
10.現代の消費者行政
11.事業者と消費者対応
12.消費者と情報
13.社会における消費者教育/消費者相談と消費生活アドバイス
14.消費者問題に発展した事故と事件について(ALH)
15.まとめ

時間外学習
各回で取り上げるテーマについて指定された資料を読んでおくこと。レポートの作成あり。

学生へのメッセージ
消費者とはどんな存在か、自分を起点にして、消費者行動や消費社会について考えを深めてほしい。
本講義は、「消費生活アドバイザー」資格試験受験者も念頭において講義を行う。
消費者庁消費者安全課より尾崎裕子氏を講師としてお招きし、消費者政策、消費者行政、消費者相談業務といった事柄について、実務と関連付けたお話を伺う。

学生の問い合わせ先
初回に連絡先をお示しします。