生活環境学[23D1005]

科目名
Course Title
生活環境学[23D1005]
Environmental Science of life
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 食物栄養学科 クラス 食物栄養学科
コンピテンシー ○批判的思考力,○問題解決力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 2

担当教員 野田 響子
森光 康次郎
学期 後期
曜日・時限・教室
月曜 5 6 生活科学部本館128室

受講条件・その他注意
食物栄養学科の学生以外は履修できません。
詳細は1回目に説明します。
森光と野田で分担担当します。

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
教科書:ありません。適宜資料を配布します。
参考書:「食品添加物 ほんとうの話」三輪操著、あさ出版、1,300円(ISBN:978-4-86063-862-9)

ALH区分
ALHを実施しない

アクティブラーニングの技法
ミニッツペーパー(リアクションペーパー),復習テスト

評価方法・評価割合
中間試験=70(森光と野田でそれぞれ小試験を行います),授業への参加態度=30(毎授業後のリアクションペーパーに書かれた意見や内容などで評価します)

主題と目標
食環境を中心とした生活を取り巻く環境と食の安全についての基礎を学ぶ。食品は、栄養学や化学、生化学だけでなく、環境や法律などさまざまな分野が関連している。生活環境学では特に、食品の表示に関する法制と問題について、公害から環境問題へ、食物と生態系や食物連鎖、食品のリスク分析の考え方、照射食品の安全性の考え方などについて学ぶ。
本講義を通じて、食と環境の関係や食の安全を考える上で基本となる科学的な考えを理解できるようになる。
以上の項目が達成できたかどうかを、試験やコメントペーパーの意見などで判定する。

授業計画
1 オリエンテーション、環境とは
2 食品をとりまく諸問題(概説)
3 食品の表示に関する法制と問題 1
4 食品の表示に関する法制と問題 2
5 食品の表示に関する法制と問題 3
6 農薬と食品添加物 1
7 農薬と食品添加物 2
8 公害問題と食の問題
9 環境問題と食の問題
10 生態系と食物連鎖
11 光合成
12 育種
13 食品のリスク分析の考え方
14 放射化学の基礎と食品照射 1
15 放射化学の基礎と食品照射 2

時間外学習
小試験で間違えたところは見直して理解しておいてください。資料を講義前にmoodleにアップロードする場合があるので、講義前に必ず確認し、自己での予習を進めて下さい。

学生へのメッセージ
食品添加物、遺伝子組み換え、放射線などは、なんとなく体に良くないものというイメージがあると思いますが、これらは科学的に安全性が認められ、情報が提示されています。本講義を通じて、食の安全の科学的な考え方・情報の見方を身に着けるようにしてください。

学生の問い合わせ先
森光:総合研究棟5階507室
野田:総合研究棟5階510室