環境評価学[23D2191]

科目名
Course Title
環境評価学[23D2191]
Environment assessment
科目区分・科目種 人間・環境科学科 クラス 人間・環境科学科
コンピテンシー ○問題解決力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 3

担当教員 長澤 夏子
秋元 文
学期 前期
曜日・時限・教室
水曜 1 2 生活科学部本館125室

授業の形態
講義,対面授業のみ

教科書・参考文献
毎回、講義資料を配布する。

ALH区分
ALHを実施しない

アクティブラーニングの技法
AL技法は授業に用いない

評価方法・評価割合
期末試験=100%

主題と目標
授業の到達目標:資源・エネルギーの消費に関わる環境影響評価、食品・水の摂取に関わるリスク評価の基礎的知識を習得する。
授業の概要:あいまいとした環境問題を定量的に扱えるように構造化する技法、製品やサービスに内包される環境負荷を評価する手法としてのライフサイクルアセスメント、ヒト健康リスクや生態リスクのリスク評価法を、具体的な例題を通して学ぶ。

授業計画
第1回 ガイダンス SDGsに関わる環境の評価を概観する
第2回 ストック型社会への転換、ライフサイクルアセスメント (LCA) の基礎、
第3回 LCAに基づく温室効果ガス排出量の評価
第4回 産業連関分析による環境負荷原単位
第5回 環境家計簿への応用
第6回 環境リスク評価演習(1)
第7回 環境リスク評価演習(2)
第8回 曝露係数と水道水質基準値の設定法
第9回 人と環境材料の評価手法(1)
第10回 人と環境材料の評価手法(2)
第11回 環境材料の動態解析(1)
第12回 環境材料の動態解析(2)
第13回 水生生物の生態リスク評価 (2)
第14回 リスク管理−リスク評価の社会実装−
第15回 期末試験

時間外学習
講義内容を踏まえ、能動的な姿勢で独自に学習することが求められます。

学生へのメッセージ
授業の初めに本年度からの変更について説明しますので必ず聞いて履修してください。化学の知識を必要とします。環境問題を扱う際、問題を構造化して、現況や対策実施の効果をどう定量的に扱えるようにするか、効果はどのような指標で測るべきか、という一連のフレームワークをを学びます。