生命と環境4 生物人類学 [24A2004]

科目名
Course Title
生命と環境4 生物人類学 [24A2004]
Life and Environment 4: Biological Anthropology
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 文理融合リベラルアーツ クラス 全学科
コンピテンシー ◎創造的思考力,◎他者理解力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 近藤 恵
学期 後期
曜日・時限・教室
水曜 1 2 共通講義棟2号館101室

受講条件・その他注意
学年・学部・学科・講座は不問
生物学の基礎知識がなくても可

授業の形態
講義

教科書・参考文献
講義の中で紹介する。

ALH区分
ALHを実施しない

評価方法・評価割合
期末試験=60%,小論文(レポート)=20%,授業への参加態度=20%

主題と目標
人類は生物種の一つであり、生物としての基本的属性を有する。生物としてのヒトの特性を明らかにするとともに、その由来についても研究するのが「生物人類学(自然人類学)」である。主にヒトを理解する基盤としての哺乳類・霊長類の特徴や人類の起源と進化について、また「人種」、および日本人の起源と形成について解説し、あわせて「生物人類学(自然人類学)」の導入的理解を図る。

授業計画
第1回 ガイダンス 生物としてのヒト
第2回 地質年代区分について
第3回 ヒトに至る生物の系譜:生物の分類、脊椎動物の共通特徴
第4回 ヒトに至る生物の系譜:哺乳類の共通特徴
第5回 ヒトに至る生物の系譜:霊長類の共通特徴
第6回 人類の起源と進化の概観:霊長類の出現と進化
第7回 人類の起源と進化の概観:中新世のおけるヒト上科の展開(類人猿と人類の分岐)
第8回 人類の起源と進化の概観:サルからヒトへ
第9回 人類の起源と進化の概観:鮮新世における猿人の展開(ホモの出現へ)
第10回 人類の起源と進化の概観:猿人
第11回 人類の起源と進化の概観:原人
第12回 人類の起源と進化の概観:旧人、新人
第13回 人類の起源と進化の概観:日本人の起源と形成
第14回 人類形態学研究者の話を聴く(映像教材)
第15回 人類遺伝学研究者の話を聴く(映像教材)

時間外学習
教員が推奨する書籍やインターネット博物館などを利用し、授業に関連する分野について理解を深める。詳細は授業において説明する。

学生へのメッセージ
学年や学科・講座を問わず、どなたにでも聴いてもらいたい講義です。自分自身の生物としてのルーツを知り、現在このような姿になっている訳を考えてみませんか。

学生の問い合わせ先
メールにて受け付ける。
kondo.megumi@ocha.ac.jp