授業計画 |
第1回 |
ガイダンス 生活経済学とは何か 生活経済学の目的、対象とその成り立ちについて説明する。
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第2回 |
市場経済における生活経済の3つの視点 本講義の目的を論じた上で、使用する3つの視点(1.働き方、2.ジェンダー、3.地域)について説明する。
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第3回 |
日本の世帯とその構成ー生活経済を把握するための基礎知識ー 生活経済学で使用する世帯と家族概念のとらえ方、日本の世帯構成の変化、政府統計(家計調査と全国消費実態調査)を読み解くための基礎知識を説明する。
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第4回 |
家計調査について 日本における家計調査の変遷と家計調査の構造について説明する。
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第5回 |
世帯別にみた家計収支の現状(ALH) 家計調査を世帯別に検討し、現状を把握する。家計調査データを用いたレポートの作成。
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第6回 |
貯蓄と負債ー日本の持家政策ー 家計調査から貯蓄と負債の世帯別現状を把握する。さらに日本の持家政策について論じる。
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第7回 |
理論生計費について(1) 貧困研究の歴史と理論生計費概念について説明する。
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第8回 |
理論生計費について(2) 家政学者(生活科学者)が行った理論生計費算定研究を紹介する。さらに、現在、問題視されている最低賃金と生活保護水準について検討する。
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第9回 |
現代における最低生活費の検討(ALH) 理論生計費算定を理解したところで、現代の最低生活費を考えてみる。 各自あるいはグループでワークを行う。
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第10回 |
現代における最低生活費の検討結果の発表 ALHで検討した結果を、各自あるいはグループで発表し、議論を行う。
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第11回 |
生活時間について 生活時間調査(社会生活基本調査)について学び、社会生活基本調査を用いて、ジェンダー、地域別の生活時間を検討し、ワーク・ライフ・バランスについて考察する。
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第12回 |
ペイド・ワークとアンペイド・ワーク 社会生活基本調査を用いて、収入労働時間=ペイドワーク時間と家事労働時間=アンペイドワーク時間のジェンダー格差を確認し、そこに生じている問題を検討する。
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第13回 |
アンペイド・ワーク(家事労働)の貨幣評価 アンペイドワーク問題をめぐる世界動向を紹介し、貨幣評価の手法と日本における評価結果を示す。さらに各自のアンペイド・ワーク時間から貨幣評価を行う。
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第14回 |
地域通貨の可能性 貨幣評価以外の方法として、市場経済に対抗し、地域住民の協同により新たな生活様式を創造している地域通貨論を紹介する。
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第15回 |
生活経済学の新たな展望 個人や世帯の視点から生活の現状を考察した。生活の質を向上させるためには何が必要か。生活の社会化はどうあるべきか。テクノロジーの進展と生活の質の向上はどのように関わるのか。最終回はディスカッションを行う。
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