生命と環境22 海洋環境学ダイビング(実習)[25A2023]

科目名
Course Title
生命と環境22 海洋環境学ダイビング(実習)[25A2023]
Life and Environment 22:Training Course of Marine Environments and Diving
授業言語
Language
Japanese
科目区分・科目種 文理融合リベラルアーツ クラス 全学科
コンピテンシー ○批判的思考力,○創造的思考力,○自己制御力
カラーコード
単位数 2.0単位 履修年次 14

担当教員 清本 正人
服田 昌之
学期 前集中

受講条件・その他注意
4月中に行うガイダンスに出席した受講希望者から抽選で受講者を決定。ガイダンスの日時場所などはMoodleで確認のこと。
(抽選後に履修登録するので、学期初めの履修登録をする必要はありません)
所定の健康診断により適正と判断され,相応の遊泳能力を持つことが受講条件.受講者数は10名程度。
費用は、健康診断の費用(数千円)、講習料・機材レンタル・Cカード取得など7万5千円、宿泊食費約8500円、館山への交通費。

授業の形態
講義,実習・実技

教科書・参考文献
プール実習で配布される潜水についてのテキスト類。
海洋生物についてのプリントは海洋実習の時に配布する。

ALH区分
ALHを実施しない

評価方法・評価割合
小論文(レポート)=潜水観察の結果をまとめたレポート(30%),実習成果=潜水スキルの習得(70%)

主題と目標
海洋、特に沿岸の自然環境計測(アセスメント)の基礎となる野外観察技術の習得を目的とする。ダイビング技術,水中観察・記録技術の習得を行い,海洋の生物や地形などの環境を計測するためのスキルを身に付ける。
 

授業計画
ガイダンス(4月中)日時場所はmoodleで確認のこと。
受講希望者はガイダンスに必ず出席すること。
ガイダンスで示された条件を検討した上で、moodle上で履修を申込み(申込期限などはMoodleを参照)。
希望者が多い場合は抽選で受講者を決定します。

事前講習・プール実習 7月6日(日)本学の講義室とプール 
講習教材の配布、器材を使った実技講習 (2回)

海洋実習 8月6日-9日 (3泊4日) (湾岸生物教育研究所、千葉県館山市)
 (海況などの状況に応じて変更があります)

 1日目 
     ビーチエントリーによる海洋実技講習(2m)(2回)
     潜水の物理と生理学(講義) (1回)

 2日目
    ボートエントリーによる海洋実技講習(5m) (2回)
     ボートエントリーによる海洋実技講習(15m) (2回)
     潜水の物理と生理学(講義) 認定試験 (1回)

 3日目 
     ボートエントリーによる海洋実習(5m) (2回)
    (海洋生物の観察とデジタルカメラによる記録)
    海洋生物とその観察法(講義)  (1回)
     観察生物の同定とデータ整理  (1回)
 
 4日目
    レポートのまとめ、観察した生物についての発表 (1回)

以上、潜水技術の習得と海洋調査についての実習内容を15回分に相当する時間で実施する。

時間外学習
配布されるテキスト教材を使って、8月の海洋実習までにスキューバ潜水と海中の環境について学習すること。海洋生物や海洋環境について、興味のあるものから学習することを推奨する。資料については実習前でも、実習後でも相談に応じる。

学生へのメッセージ
島国=海洋国家の日本における海洋環境の重要性を理解し、その計測手法を身に付けて欲しい。
海でのダイビングには体力も必要です。プールやジョギング、階段上りなど、普段よりも運動しておくことを推奨します。

学生の問い合わせ先
質問などはe-mailで清本まで kiyomoto.masato*ocha.ac.jp (*はアットマーク)